
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
福島・90期 飯野祐太選手
今回はじゃんじゃんトーーク初のF1取材です。
記念とは少し検車場の空気が違う気がしました。
豪華メンバーが揃った千葉競輪場からお届けします!
1人目の注目選手は、初日11Rを走る福島90期の飯野祐太選手です。
すっかりG1の常連となり、安定した成績を保ち続ける飯野選手。まず目に入るのは鍛え抜かれた筋肉です。
やはりウエイトトレーニングを重視しているんですか?
「練習は午前は街道で、午後はウエイトという感じです。以前は、ペダリングとか力任せだったんですけど、少しウエイトを減らしたことで身体の使い方がわかってきました。ウエイトしていると筋肉の反応で調子がわかるので、それでトレーニングを変えたりしています」
飯野選手のような身体つきの選手からすると、ギア規制ってどうなんでしょうか?
「よく意外と言われるんですが、軽いギアの方が好きなんですよ。身体と全然違いますよね(笑)ギア規制の前から練習はずっと軽いギアでやっていたし、悪い流れではないと思います」
競輪選手を目指したキッカケは?
「高校では野球をやっていたんですけど、同じ学校だった謙太郎(鈴木謙太郎選手)にジムに連れて行ってもらったんです。そこの会長が競輪に詳しかったんですよね。師匠もそこのジムに通っていました。本当は消防士になりたかったんですけどね。そのジムでの出会いで競輪選手になることを決めました」
今の目標は?
「2、3年前から掲げている目標なんですが、記念優勝です。G1の決勝より、記念優勝の方が難しい気がします」
ライバルはいますか?
「90期のみんなですかね。特に中学、高校、競輪学校と一緒だった謙太郎は意識しますね。向こうもそう思っているんじゃないかな」
どんな選手になっていきたいですか?
「自分に足りないのは《競走スタイル》だと思っています。自分の競走スタイルを確立したいです。押さえ先行、決まり手は逃げと差しだけが理想ですね。それが1番強烈だと思うので。といっても今はまだ捲りの決まり手が多いんですけど、これからですね」
鍛え抜かれた肉体を持つ飯野選手。意外なほど穏やかで優しい話し方をするのが印象的でした。明日のレースでは内に秘めたパワーを全開に出す走りみせてほしいと思います。
初日11Rは飯野祐太選手に注目です!
神奈川・94期 佐藤龍二選手
2人目の注目選手は、初日9Rを走る神奈川94期の佐藤龍二選手です。
いわき平記念では決勝まで勝ち進み、そのあとの小倉F1でS級初優勝。勢いのある佐藤選手にお話を伺いました。
小倉で優勝してまわりからは何か言われましたか?
「もっと優勝しているイメージがあったみたいで、初優勝なの?って言われました」
ご自身ではどう感じていますか?
「ここにきて、やっと自分の順番がまわってきたなぁという感じです。選手になったからにはやはり活躍したいですからね。あと、じいちゃんがすごく喜んでくれたのが嬉しかったです。小さい頃からじいちゃんに競輪場に連れていってもらっていたので」
選手を目指したのは競輪ファンのおじいさまの影響ですか?
「はい。小学校上がる前から漠然と選手になりたいと思っていました。本気で考えるようになったのは、小学校の卒業文集に書いてからです。書いたからにはならないと!って思いました」
佐藤選手は1着のガッツポーズが印象的ですよね?
「勝って嬉しいっていうのもあるんですが、お客さんが盛り上がってくれるのが嬉しいんです。テレビよりフェンスの前で見て欲しいし、自分を信じて賭けてくれたお客さんと一緒に喜びたいという思いもあります」
好調の要因は?
「それが理由かわかりませんが、今年1番の変化は桐山さんから言われた言葉です。《今の成績だったら期別は下でも、実績のある若手の方がいい位置を任されて当然。悔しかったら上になるしかない》そう言われて絶対にG1に出てやると思いました」
将来はどんな選手になりたいですか?
「1回でも多く1着をとって、佐藤が走るからレースを見に行こうって思われる選手になりたいです。あと、自分のことを信じて車券を買ってくれる人の期待に応えられる選手になりたいと思っています」
ここに書ききれないくらい、競輪への熱い思いを話してくれました。明日は佐藤選手のガッツポーズが見られると信じています。
初日9Rは佐藤龍二選手に注目です!
次回は3月16日京王閣ダービーからお届けします。ご期待ください!!