2015年3月26日
奈良・103期 栗山俊介選手
1人目の注目選手は初日10Rを走る奈良103期栗山俊介選手です。

デビューから1年足らずでS級まで駆け上がった栗山選手。
デビューからここまでを振り返ってどう感じていますか?
「自分でも驚いてます。予想以上のデキといったところです。学校時代はそこまで成績が良かったわけではないので、こんなに早くS級まで上がれてまわりも驚いてました」
昨年7月からS級を走っていかがでしょう?
「やっと慣れてきて、足りないところも見えてきました」
課題はどのあたりとお考えですか?
「トップスピードですかね」
ここ最近のレースは先行が目立ちますが?
「先行力をつけたいと思ってやっています」
練習はどなたとやられてますか?
「奈良の若手で集まってやっています」
ご自身が考える栗山選手の強みってなんでしょう?
「地脚ですかね。最後まであきらめないところだと思います。」
競輪選手になろうと思ったのはいつ頃ですか?
「ずっと野球をやっていたんですけど大学3年の終わりに野球部の面談があって、この先野球だと厳しいと思いました。同じ大学の野球部の先輩に競輪選手になった一ノ瀬貴将さんがいてお話を聞き、競輪選手を目指すことを決めました」
競輪選手を選んで良かったですか?
「練習はキツイけどつらいと感じたことはありません。やればやっただけ返ってくるのですごく楽しいんで良かったと思っています」
将来はどんな選手になりたいですか?
「選手になった以上はGⅠでタイトルを獲れるようになることが目標です」
目標としている選手はいますか?
「村上義弘さんです。ファンの方あっての競輪なので、たくさんの方から支持される走りをずっと続けているところがすごいと思います」
栗山選手に趣味を聞いてみました。今は自転車に乗っている時間が長いため、あとの時間は身体を休めることに使っているそうです。
自分の時間をすべて競輪に捧げるというのは簡単なことではないと思います。
来月は初のグレードレースとなる共同通信社杯も決まっていますし、これからの活躍が楽しみですね!
初日10Rは栗山選手に注目です!!
静岡・96期 柴田竜史選手 2人目の注目選手は初日7Rを走る静岡96期柴田竜史選手です。

S級優勝、ヤンググランプリ優勝と順調に階段を上っていた柴田選手ですが、続く落車に苦しめられました。
2月の川崎では先行逃げ切りで復活の兆しをみせてくれましたが、3月の四日市記念初日で再び落車してしまいました。
落車の影響はいかがでしょう?
「自転車の後輪が潰れたくらいで、他はたいしたことなかったので今回は大丈夫です。四日市記念はいい流れで入れたのですごく残念でした」
今回は地元戦ですが?
「まずは予選を突破して、決勝にのれるように頑張ります」
競輪選手を目指したキッカケはなんですか?
「キッカケは新聞でした。父が見ていた新聞にダービー優勝の記事が載っていて、競輪選手ってすごいなと思ったのが最初です」
もうすぐデビューから6年です。どう感じていますか?
「少し前までいろいろ迷っていたんですが、今は進むべき道が見えました」
どのようなことを迷われていたんですか?
「戦法に悩んでいました。1月立川記念のときに村上義弘さんが真剣にアドバイスをしてくれて、迷いが吹っ切れました。もう少し自力自在で頑張ります。」
今の目標は?
「今年はS級1班の点数をとることです。来年は特別競輪を走りたいです。あとは怪我もなく落車もなくということですね」
今後はどんな選手になっていきたいですか?
「デビューしたときから群馬の木暮さんの走りに似ているとよく言われてました。木暮さんみたいな、誰もこなければ駆けるし、位置を取って捲ったり、粘ることもできたりという自在の走りができるようになればと思います」
苦しい時期に頑張った分、その努力が報われ花開くときが必ず来るはずです。
地元ファンの声援に応える熱い走りを期待したいですね!
初日7Rは柴田選手に注目です!!
次回は31日京王閣からお届けします。お楽しみに!!