
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
直近4ヶ月の2連対率は60%。3連対率は驚きの96.6%の奈良岡選手。前走の向日町も準優勝と、調子の良さを維持しています。
冬季移動はどちらに?
「今もまだ岐阜で練習してます」
連対率が高いことについてはどう感じてますか?
「ダメですね。ダメというか決め手にかける感じです。1着少ないんで。前回1着1着ときていい感触を思い出しました。いつも展開は悪くないのに最後差し切れない。優勝したときはもっと自然に動けていたのでその感覚に近づければなと思っています」
ソフトボールをやられていたんですよね?
「社会人の実業団で3年間やってました」
競輪の道を進むと決めたキッカケは?
「ソフトボールをやめる年にチームに帯同できるトレーナーを目指そうかと思っていたんです。知り合いのトレーナーに相談しにいったところガールズケイリンが始まると教えてもらいました。願書の締め切りが明日までってときだったので縁を感じてとりあえず試験を受けてみることに決めたんです」
他の道は考えなかったんですか?
「トレーナーからは本気でトレーナー目指すならアメリカで勉強してこいと言われました。競輪以外ならゴルフを勧められ、競輪、ゴルフ、アメリカの三択から向いてそうな競輪を選びました」
競輪選手になってどうですか?
「デビュー前からイケると思う感覚はありませんでした。デビューしてからもしばらくの間は1着とれないし優勝なんてこのままできないで終わるんじゃないかって。続けていたら開かれるもんですね」
成績が上がり出したのは何か特別な練習を取り入れたんですか?
「莉子(東京102期・小林莉子)のレースをよく見て研究するようにしました。自分と近いレーススタイルで強いし上手いので」
これからの目標は?
「車券に貢献しないとと思うとレースが小さくなってしまう。余裕があるわけではなく必死の2、3着なので守りに入るわけにはいかないんです。攻めたレースをして1着と優勝が今の目標です」
安定感抜群の奈良岡選手。日々、積み重ねてきた努力が身を結び出したこれからが本当に楽しみです!ガンバレ奈良岡選手!!
栃木・108期福田礼佳選手
2人目の注目選手は栃木108期の福田礼佳選手です。
父は競輪界で活躍した福田4兄弟の次男。祖父母も競輪選手で従兄弟には福田拓也選手(栃木・100期)もいるという競輪一家に生まれ、そのあとを追うように競輪界へ飛び込みました。
近況をご自身で振り返ってみていかがですか?
「あんまり良くないですね。点数もだいぶ落としてしまいました。前走高知の前が1ヶ月くらい空いたのでしっかり練習できました」
練習はどなたと?
「梶田舞(栃木・104期)さんと一緒にやらせてもらうことが多いです。グループの練習がないときもお世話になっていますし、セッティングも見てもらっています。梶田さんは人一倍練習する方なので刺激になるし、尊敬しています」
小さい頃からテレビなので競輪は見ていました?
「家に帰るといつもSPEEDチャンネルがついていました。レースを見て競輪選手ってカッコいいなって思っていました」
競輪選手になろうと思ったのはいつですか?
「15歳くらいのときにガールズ競輪が始まると知りました。高一になったとき運動部に入りたいと思って、自転車をやってみようと思ったんです。自転車部に入るときにおじいちゃんから『競輪選手を目指すの?』と聞かれたことで競輪選手になりたいと思いました」
実際、選手になってみてどうでした?
「すごくシビアな世界だなと。見るのとやるのは全然違って、頭も使うしテクニックもいる。思ってたよりずっと大変でした」
ご家族からは何か言われます?
「おばあちゃんから『女子は先行しなきゃ』ってよく言われます。みんな応援してくれてます」
今の目標はなんですか?
「2勝目をあげてもう少し気持ち的に楽に走れるようになりたいです。福田家なのにって言われないように頑張ります」
家族の応援の中で着々と力をつけてきた福田選手。尊敬する梶田選手という目標に近づけるようガンバレ福田選手!!