2013年12月19日
京都・100期 窓場 千加頼選手
明日から2013年最後の記念競輪となる、伊東記念が始まります。
外の寒さを吹き飛ばすような熱いレースに期待しましょう!
今回の注目選手1人目は初日5Rに登場する京都・100期窓場千加頼選手です。
窓場選手は、今年の8月頃に1人の練習に行き詰まってしまっていたそうです。そんなときに、同じ京都の先輩である藤木裕選手から声をかけてもらい、そこから一緒に練習を始めました。フレームもその頃に藤木選手から借りたものを使っています。
以前、取材させてもらったときに、
「練習はツラいけど、信じてやるだけ」
と話していた窓場選手。

前走の小松島FⅠの決勝戦では、その練習の成果もあって、藤木選手の優勝に貢献しました。そのレース、窓場選手は途中落車してしまいましたが
「藤木選手の前で走ったことで、自分のやるべきことが見えました。あれから練習にもさらに身が入ったし、いいキッカケを掴めました」
と話してくれました。
落車の影響はないそうです。
伊東のバンクは競輪学校時代とS級に上がった頃に走ったことがあり、今回で3回目。嫌いなバンクではないとのことです。
今回の伊東記念の目標を聞いてみると
「勝ち上がって藤木選手と連携したい! でもまずは、目の前のレースに集中しなきゃですね」
と爽やかな笑顔で話してくれました。
勝ち上がって是非とも藤木選手と一緒に走り、ファンを沸かせて欲しいです!

青森・94期 坂本 貴史選手
2人目は、初日9Rに登場する青森・94期坂本貴史選手です。
先日、フロントラインの中で少しお話を伺ったのですが、今回さらに詳しく取材させていただきました。
坂本選手は現在冬季移動をしており、渡邉一成選手らと競輪学校で練習をしているそうです。
好調の要因は、
「いろんなものが噛み合ってきた」
という坂本選手。

「勝ち上がることができなかった後のレースも、気持ちを切らさずしっかりと走って納得のいくレースをするようにしています。そうすることで、次の開催に自信を持って臨むことができるようになりました」
ということも話してくれました。
伊東のバンクの印象は、走りやすいし、いいイメージだそうです。
伊東記念の成績次第で、日本選手権に出場できる可能性もありますが?と投げかけると
「決勝戦3着までに入らなければ厳しいと思うので、出場できたらラッキーくらいに考えています。まずは、4日間力を出し切るレースをしたいです。」
と答えてくれました。
坂本選手の顔から自信を感じました。得意の33バンクで、どのような走りを見せてくれるのか注目です。

次回のコラムは、立川競輪です!12月27日更新予定!