
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は岐阜98期の川口公太朗選手です。
昨年の落車を乗り越えて少しずつ調子を上げている川口選手。以前インタビューさせていただいた川口聖二選手(103期)のお兄さんです。
レースを見ていると調子は上向きのようですがどう感じていますか?
「がんばってるんです(笑)少しずつ上がってきているかなと。弟が一時期すごく感じがよかったので同じメニューの練習をしていたら悪くなってしまいました。同じメニューに自分だけの練習を加えたことで少しずつ上がってきた感じです」
聖二選手とご兄弟ですけどあんまり似てないって言われませんか?
「似てないように見えて結果似てるねって言われます!声とか電話だとどっちかわからないみたいです」
以前、聖二選手にも伺ったんですが競輪選手を目指したキッカケはお父様なんですか?
「そうですね。親父が競輪大好きで小さい頃から選手になれと言われてました。競輪場にも連れて行ってもらってそこで聞いた自転車の音がカッコいいなと思って選手になろうと決めました」
実際にご兄弟で選手になったことをお父様は喜んでくれてますか?
「そうですね。今も帰ったら必ずレースのこと言われるんで、時々喧嘩になったりします(笑)弟にも色々言って喧嘩してたのであんまり言いすぎない方がいいと親父に言ってみたんですけど、俺はファン目線でこれからも言い続けるぞと言われちゃいました」
それだけ応援してくれてるってことですね?
「以前、家で親父と一緒に弟のレース見たんです。テレビに向かって血圧上がる応援の仕方をしてたので母に聞いたらオレのレースもいつもそうだって言ってました。それだけ応援してくれてるんだなって思いました」
競輪選手になって良かったですか?
「よかったです。弟がなったこともよかった。一緒に高め合っていけますから。弟とは気持ち悪いっていわれるくらい仲良いんですよ」
昨年は落車もありましたね?
「8月の青森で落車をして膝を痛めてしまいました。しばらくは屈伸もダメって言われたほどでした。大変だったけど、苦じゃなかった。学校の卒業前の資格試験で落ちて半年間みんなよりデビューが遅かったあの頃の精神的ツラさに比べれば余裕がありました」
川崎バンクの印象は?
「ちょっと前に走ったときもがいた感じはよかったので嫌いじゃないです」
今回の目標は?
「決勝を走ることです。今回、高校時代からずっと一緒でお世話になっている先輩、不破将登さん(岐阜94期)がいるんです。勝ち上がって一緒に走り恩返ししたいです。弟もダイジェストで見てると思うので頑張らないとですね」
終始、笑顔でインタビューに応えてくれた川口選手。弟さんの存在が大きいということがよくわかりました。調子は上向き、初めてのナイター開催となる川崎記念で大暴れしてほしいです。ガンバレ川口選手!!
和歌山・107期 小林史也選手
2人目の注目選手は、和歌山107期の小林史也選手です。
1月からS級を走る小林選手。関西独立リーグで野球選手として活躍したのちに、競輪界へ転向しました。持ち味は行きっぷりのいい先行です。
S級を走っていかがですか?
「思ってたよりずっと厳しかったです。全体的に流れも速いし、みんな脚がある人ばかりなので。調子は普通なんですけどね」
練習は誰と?
「1人でやっています」
3度目の記念となりますが?
「関係ないです。緊張はするけどいつも通りやるだけです」
今回の目標は?
「4日間走ることです」
野球から競輪の道へと進んだのはなぜですか?
「野球をやめるってことになった頃、野球時代の友達とたまたま競輪場に遊びに行ったんです。そこでレースをみてコレだと思いました」
野球と競輪どちらが大変ですか?
「どっちもほんとに厳しい世界だと思います」
目標としている選手はいますか?
「武田豊樹選手です。年齢に関係なく強いところがすごいなと思います」
107期は粒ぞろいだと言われていますが?
「そうですね。負けないように頑張ります」
どんな選手になりたいですか?
「総合力でなんでもできるようになりたいです。ファンの人から応援してもらえるような走りができるよう頑張ります」
1年半でS級まで上がり、ここからが本当の戦い。真価が問われることになるでしょう。野球で培った能力を活かして勝ち上がっていって欲しいと思います。ガンバレ小林選手!!