
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は、徳島107期の小川真太郎選手です。
2015年の7月にデビュー戦を走り、1年たらずの昨年6月に特別昇級でS級昇進を決めました。今年はさらなる飛躍の年に。共同通信社杯やオールスターに出場し、5月の立川F1ではS級初優勝を手にしました。
前のレースから10日くらいありましたがどのように過ごしました?
「しっかり練習して、遊んで、ゆっくり過ごせました」
今開催は107期が多いですね?
「そうですね。先日、新人訓練に行ってきたんですけどみんな強い。相乗効果で自分も頑張りたいです」
デビューから2年と少しが経ちました。振り返っていかがです?
「もうそんなに経ちます?いやぁ、早い。何も考えず、次のレース、次のレースってことだけ考えてたらそんなに経ってた感じです」
今年は飛躍の年になったように思いますがご本人はどう感じてますか?
「いい1年だったとは思います。3年目の位置が大事って話しを聞いたことがあるので3年目はもう少し活躍できるよう頑張りたいです」
デビュー前に想像していたより今はいい位置にいます?
「思ったよりはできてるかな。でも満足はしてないです」
徳島は強い選手が多いですね?
「そうですね。いい環境でやれてると思います。後輩もいいのいますし。ボクは思いっきりやるだけです」
小川選手が競輪選手を目指したキッカケはなんですか?
「高校が自転車部だったので1回だけと決めて101期の試験を受けたら落ちたんですよ。そのときはそこまで強い気持ちはなかったから就職して板前になりました」
板前ですか?魚もおろせます?
「おろせますよ。1年くらい日本料理を学びました」
そこからもう一度挑戦したのはなぜ?
「板前やりながらも時々、競輪場へレースを見に行ったりしてました。それで競輪への気持ちが大きくなったから板前を辞めて競輪選手を目指すことにしたんです」
年始に今年の目標は何か決めました?
「目標は優勝だったんですけど5月に達成したので、もう1回優勝って目標作ったらなかなか難しいですね」
今の目標は?
「F1優勝と記念の決勝を走ることです。あと、結婚したいです(笑)」
元気いっぱい爽やかな笑顔が印象的な小川選手なら優勝も素敵なお嫁さんもゲットできるはずです。107期の多い今回の記念で力を出し切ってほしいと思います。ガンバレ小川選手!!
千葉・107期 山本紳貴選手
2人目の注目選手は、千葉107期の山本紳貴選手です。
インラインスピードスケートから競輪界へ転向した山本選手。今年の7月からS級を走り、今回が初の地元記念となります。
S級を走ってみてどうですか?
「よかったという開催はないです。そんなに簡単に自分が優勝できるとは思ってないのでコツコツやるつもりです」
今回の開催は107期が多く参加しているように感じますが?
「そうですね。同期は強いのが多いですから。意識はするけど楽しみです」
山本選手はハーフですか?
「よく言われるけど違います(笑)でも生まれはオーストリアなんですよ。ずっとインラインスピードスケートやっていて海外遠征が多かったので言葉も少しは話せます」
インラインスピードスケートを始めたキッカケは?
「松戸に練習場があって10歳くらいのとき友達に誘われてそこにいったのが始まりです。その友達はすぐにやめちゃったんですけど、僕はすっかりハマっちゃいました」
そこから競輪界へと進んだ理由は?
「柏にあるインラインスピードスケートの練習場で子供を連れて遊びにきてた師匠(千葉59期 和泉田喜一選手)と出会い誘ってもらったことで競輪を意識するようになりました。でも、そのときはまだ違う目標があったので、世界でメダルを取るか、日本で10連覇してからにしようと決めて、日本で10連覇したのでインラインスピードスケートは引退することに決めました」
10連覇もしたのに辞めてよかったんですか?
「好きでずっとやってたんですけど現実的に稼げる仕事ではないので、できるうちに競輪へという思いでした」
競輪へ転向してすぐにタイムは出ました?
「ずっと長距離をやっていたので1000mはすぐにタイムが出たけどハロンがダメで学校に合格したのが3回目でした」
競輪という道を選んでよかったですか?
「超~~~よかったです。今まではどんなに練習して、レースで勝っても1円ももらえないという環境でしたから。今は賞金をもらえるのでやりがいを感じてます」
明日は初の地元記念。山本選手が走る2Rは自力型が多いですが?
「先行したいです。いつも通り主導権を取る競走ができたらいいかなって思います」
21日くらいレースが空いてますが?
「しっかり練習してきました」
今の目標をお聞かせください。
「まずはF1の決勝に安定して乗れる選手になりたいです。それから、なるべく早く優勝したいです」
インラインスピードスケートで日本の頂点まで登りつめた経験は大きな財産になるはず。初の地元記念でどんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。ガンバレ山本選手!!