
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は、初日8Rを走る神奈川96期 東龍之介選手です。
昨年はS級1班に上がり、初のG1となるオールスターにも出場しました。一歩一歩、確実に階段を昇っている東選手。
競輪選手の父を持つ東選手にとって、競輪は小さい頃から身近なものでした。
選手を目指したのはいつ頃からですか?
「中学を卒業した頃から、スポーツでお金を稼ぎたいなと考えるようになりました。高校時代は特に運動はやらなかったんですけど、進路を決めるときに父から《競輪選手はやればやった分だけ返ってくる職業》と聞き、その言葉で決断しました」
高校時代に運動をやってなかったのに、競輪学校の試験に受かったというのはすごいですね。
「運が良かっただけです。中学のとき、野球をやっていたんですが、自分達の代になるまでひたすら基礎練習ばかりだったんで、もしかしたらそれが良かったのかもしれませんね。そう考えると、無駄なことってないですね」
今、練習は誰とやっていますか?
「主に、松谷秀幸さんと内藤秀久さんと一緒にやらせてもらっています。2人とも、年齢も上だし、活躍していますし、すごく良い影響を与えてもらっています。2人とも気持ちで走るタイプなので、自分もそれを受け継いでいます。今、ここにいられるのは、2人のおかげといっても過言ではないです」
今回の目標は?
「前走の和歌山記念で課題がみつかったので、いろいろ考えていることがあります。まずは1戦1戦勝ち上がることに集中します」
2015年はどんな1年にしたいですか?
「上のレースで活躍したいですね。まわりから変わったといわれるくらいレベルアップしていきたいです」
目標としている選手はいますか?
「誰っていうのはないです。自分のスタイルでありたいし、ただただ強くなりたいってだけですね」
今月13日に誕生日を迎えたばかりの東選手。
まだ25歳、今後の活躍が楽しみな選手です。
明日の1次予選は、ぜひ自分自身に1着のプレゼントをして勝ち上がってもらいたいですね。
初日8Rは東選手に注目です!!
福岡・101期 津村洸次郎選手
2人目の注目選手は、初日7Rを走る福岡101期 津村洸次郎選手です。
今年からS級に上がり、2場所目の和歌山記念でいきなり決勝進出を果たした津村選手。
和歌山の決勝を走られていかがだったでしょうか?
「正直自分でもビックリしました。いきなりあそこまで結果を出せると思わなかったんで。記念の決勝を走れたことはすごく良い経験になったと思います」
まわりからは何か言われましたか?
「調子にのるな!!って(笑)あとは、みんなおめでとうといってくれました」
S級を走ってみてどうでしたか?
「先行してみて、脚が違うなと感じました。改善点が見えて、またやる気になりましたよ」
今回は師匠の藤田剣次選手もいますが?
「やっと一緒に走れるチャンスが巡ってきました。やりたいことのひとつだったので、一緒のレースにのれるよう頑張ります」
練習は師匠と一緒にやっているんですか?
「藤田さん他にも、吉本卓仁さん、田中誠さん、坂本亮馬さん達と一緒にやらせてもらっています」
普段、先輩方からのアドバイスはありますか?
「藤田さんや吉本さんから練習やレースのことなど、色々教えていただいています」
津村選手が競輪選手を目指したキッカケってなんでしょう?
「中学、高校とサッカーをやっていたんですが、高校2年のときにサッカーの監督から競輪選手っぽい脚をしているといわれ、競輪選手を勧められました。そのときはサッカーじゃないのかよ!って思ったんですけど、結果良かったです」
実際選手になってどうですか?
「今はキツいけど楽しいです。仕事でいろんな所にいって美味しいものを食べられるのがいいですね!(笑)」
将来はどんな選手になりたいですか?
「吉本選手みたいに先行で勝てる選手になりたいです。先行一本で頑張ります」
今回の目標は?
「先行で勝ち上がりたいです。また決勝にのれるように頑張ります」
師匠の藤田選手に、津村選手について伺うと、「純真ですごく真面目です。少し天然なところもありますが(笑)非常に良い環境で練習できているので、将来は九州を背負う選手になってもらいたいですね」とかなり期待しているようでした。
ギア規制がかかりましたが、もともと今使っているギアでずっとやってきたから問題ないと話す津村選手。追い風が吹いているように思えます。明日も力強い先行で勝ち上がってほしいです。
初日7Rは津村選手に注目です!!
次回は2月20日四日市記念競輪からお届けします。お楽しみに!!