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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
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2014年7月17日


岐阜・97期 松岡篤哉選手

1人目の注目選手は初日8Rを走る岐阜97期の松岡篤哉選手です。




ルーキーチャンピオン・ヤンググランプリを優勝し順調に階段をのぼっている印象のある松岡選手ですが、ここ1年半は悩みが多い時期だったそうです。
最近になってようやくその悩みが解消されつつあり、方向性が見えてきました。

「前走福井記念も2日目・3日目はいい頃の先行ができた感じで、今期はやれそうな気がします」
と自信をのぞかせていました。

近い目標を尋ねるとすごく悩まれていましたが、地元記念優勝という答えを聞かせてくれました。

松岡選手は小・中・高・大と25歳まで陸上の三段跳びと走幅跳びをやっていました。
競輪を目指したのは、陸上から競輪へ進んだ先輩にやってみないかと誘われたのがキッカケでした。
それまで競輪を見たことはなかったのですが、同じ高校の先輩である山田裕仁さんのことは知っていたそうです。

「山田さんに弟子入りをしようと思ったら弟子はとらないとのことだったので、山口富生選手を紹介してもらい、一から競輪を教わりました。僕のやっていた陸上競技は瞬発力系だったし、競輪の練習とか近いところがありますよ」

松岡選手の場合、陸上の経験が大いに競輪に生かされているそうです。


寛仁親王牌は昨年、一昨年に引き続き3回目の出場。

「弥彦は5月にも走りましたが、毎回1着もとれているのでいいイメージです。走りやすいという印象です。昨年の寛仁親王牌は初日落車してしまいましたが悪いイメージはないです」

今回の目標は?
「予選なのでまずは初日突破!あとは地味に頑張ります」

等身大の自分を受け止めることができる心の強さを持っている選手だなぁと感じました。
1年半悩み抜いた経験は松岡選手をひとまわりも、ふたまわりも大きく成長させてくれているはずです。
初日8Rは松岡篤哉選手に注目です!



香川・101期 戸田康平選手


2人目の注目選手は初日11Rを走る香川101期の戸田康平選手です。



7月からS級に上がりいきなり福井記念を走りました。そして今回初のGⅠに挑む戸田選手。

S級で走ってみていかがでしたか?
「やっぱりA級とは全然違います。レースを覚えないとダメですね」

戸田選手は高校で自転車競技(1000mTT)をやっていました。
3年になり進路を決めるときに、夢がある職業だと思い競輪選手という道を選びました。
もともと学生時代に選手と一緒にバンクで練習したりテレビで競輪を見たりして、かっこいいなという憧れみたいなものはあったそうです。

実際に憧れの競輪選手になり、S級まできました。賞金も増えたと思いますが何か欲しいものはありますか?

「ん~、車が欲しいですかね。コルベットに乗りたいんですよ」


今回初の特別競輪ですがいかがでしょう?
「やっぱり空気が違いますよね。緊張しています。すごく緊張しちゃうタイプなんです」

初の特別競輪な上に、今回はチームスプリントの結果を受けて特選スタートですが?

「すごいメンバーだなって思います。みんな画面の向こう側の人って感じなので」

明日からそんなメンバーと戦うわけですが、今回の目標は?

「4日間バックをとりたいです。積極的なレースをしたいと思います」

ライバルだと思う選手はいますか?

「同期のみんなですかね。特に三谷竜生さんは気になります。」



先行にこだわって頑張っていきたいと話す戸田選手。今回、GⅠを走るのも、弥彦を走るのも初めてです。気持ちの入ったレースをして、競輪ファンの前で是非とも名前を売って欲しいなと思います。
まだ22歳、これからが楽しみな選手ですね。初日11Rは戸田康平選手に注目です!



次回のコラムは函館記念です。7月25日更新予定です。



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