2015年1月14日
宮城・100期 保科千春選手
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年初めの注目選手は、初日1Rを走る宮城100期の保科千春選手です。
昨年1月からS級に上がった保科選手。昨年だけで記念を6本も走り、11月の高松記念では準決勝まで駒を進め、飛躍の1年になったと思います。
昨年を振り返ってみると、どんな1年でしたか?
「良くやった方だと思います」
明日は1R1番車ですが?
「そういうのは全然気にしてないです。朝早いのは嫌ですが、いつも通りやるだけです。」
500バンクは得意ですか?
「得意ではないです。かといって苦手というわけでもないんで、直線長いことをチャンスと思って流れを見ながらやりたいです」
学生時代は何かスポーツをやられていたんですか?
「小・中とサッカーをやっていて、高校から自転車競技を始めました」
いつ頃から競輪選手を目指したのでしょう?
「進路を考え出した、高校3年生のときですかね。先生は日大に進学することを進めてくれたんですが、阿部力也さんに選手になったほうがいいと勧められたことがきめてで決断しました」
選手になって約3年半ですが、どう感じていますか?
「トントンとS級に上がることができたし、わりと順調です。競輪選手は、時間の自由がきくのと、やった分だけ自分に返ってくるところがいいですね。今は楽しいです」
ギア規制について感じていることはありますか?
「前走いわき平を走ってみましたが、変な感じはなかったですね。上のクラスの人達はギア変わってもあんまり関係ないと思います」
今回の目標は?
「無事に走れること…ですかね。いつもそう思っています」
では、今年の目標は?
「うーん。今年も1年、無事に走れることです」
将来はどんな選手になりたいんですか?
「長生きできる選手ですかね」
続けられる限り、競輪選手を続けていきたいという保科選手。クールに話をしてくれましたが、きっと競輪が大好きなんですね。
明日もいいレースを期待したいと思います。
初日1Rは保科選手に注目です!
熊本・98期 松岡孝高選手 2人目の注目選手は、初日2Rを走る熊本98期松岡孝高選手です。

父(博司)と2人の兄(孔明・貴久)が競輪選手という、競輪一家に育った松岡選手。身体能力が高く、高校生のときには野球で甲子園にも出場しています。
いつ頃から競輪選手という道を考えていましたか?
「小さい頃は総理大臣になりたかったんです(笑)野球を始めてからは、プロ野球選手を目指していましたが、色々あって大学3年生の頃にあきらめました。21歳のときに競輪選手を目指すことを決めました。」
競輪の道に進んでどうでしたか?
「初め、50m走をやったら絶対自分の方が早いのに、自転車だと兄の方が早いのはなんでだろう…と思い、面白いと感じました。負けず嫌いなので、闘争心に火がついたんですね。」
今はどうでしょう?
「今はすごく楽しいです。一段ずつステップを登って行くと、新たな課題が見えるんです。これってプロならではだと思うんですよね」
お兄さん2人が同じS級にいますが?
「あまり意識しないようにしていますが、どこかでしていますね。兄の成績や結果は見ないつもりでも、他の人のをチェックしているとどうしても目がいってしまいます」
ご兄弟と一緒に練習したりしますか?
「それぞれ目的が違うので、今は別々にやっています。どちらかが合わせる練習は違うと思うので。」
今月からS級ですが、走ってみていかがでしたか?
「前走は、気持ちが浮ついていました」
大宮は初めてですよね?
「初めてです。地元バンクも500だけど、それぞれ違うと思うのでしっかり走りたいです」
今回の目標は?
「まずは、しっかり落ち着いて走りたいですね」
お父様からのアドバイスで、レースでは競輪ファンのことを1番に考えて走れと言われているそうです。
ぜひとも、ファンの期待に応える熱いレースを見てせほしいですね!
初日2Rは松岡選手に注目です!!
次回は1月21日いわき平競輪場からお届けします。お楽しみに!!