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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

2014年3月17日


徳島・98期 原田研太朗選手

明日から名古屋競輪場で始まる日本選手権。6日間という長い開催の中で、どんなドラマが生まれるのか今から楽しみです。

1人目の注目選手は初日10Rを走る、徳島98期の原田研太朗選手です。



昨年はG1でもよく見た原田選手ですが、日本選手権は初出場です。

初ダービーはいかがですかと尋ねると、6日開催は長いなぁという答えが返ってきました。緊張している様子はありません。いつも通りどっしりと構えています。


原田選手を松山記念で見たとき、身体が一回り大きくなったように感じましたが?


「ウエイトはデビュー当時からやっています。特別やりこんだとかではなく、今までやってきたことが身体に現れたんだと思います」


名古屋バンクは過去2回走っています。そのどちらも好成績。軽くて走りやすいバンクという印象だそうです。


今開催の目標は、まずは初日をクリアして出来るだけ上のレースで走ること。


毎年温かくなりだす2月頃から調子が上がってくるという原田選手の走りがとても楽しみです!




千葉・94期 根田空史選手


2人目の注目選手は2日目9Rを走る、千葉94期の根田空史選手です。




まず気になるのは先月の四日市記念での落車の影響ですが、これは擦過傷と打撲だったそうです。だんだん良くなってきているのでもう大丈夫とのことなので、ひとまず安心しました。


根田選手は高校時代に、自転車競技で優秀な成績を残しています。

自転車競技を始めたきっかけは、昔からなぜか自転車が好きだったことと、千葉競輪場のイベントで素人脚自慢の固定ローラーに乗った時にかなりいいタイムが出たからだそうです。元々素質があったのですね。


昨年から好調を保つ根田選手ですが、7月の高知記念の追走義務違反で半年間斡旋が止まっていました。

その間はどのように過ごしていたかを聞くと、いつも通り師匠の中村浩士選手らと中村道場で練習していた他、ロードのレースに参加したりもしたそうです。チームでの7時間耐久レースや、1人で160kmを走る4時間耐久を完走したそうです。

復帰戦の京都向日町F1では完全優勝で飾り、存在感を示しました。


そんな根田選手、名古屋バンクは過去に走ったのは1度だけ。特に印象はないそうですが、ここに合わせてかなりハードな練習をしてきたそうです。3日前から疲れの残らないメニューに変え、調整はバッチリのように聞こえました。


最後に今回の目標を聞いてみました。

「最低でも最終日まで残ること。最高は、決勝を走ることですね」


決勝戦で根田選手の熱い走りが見られるのを期待しましょう!



次回コラムは西武園記念です。4月4日更新予定。

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