
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
山口・105期 清水裕友選手
1人目の注目選手は、山口105期 清水裕友(ひろと)選手です。
今年の1月からS級を走り、8月の立川F1で初めて決勝進出。次の和歌山F1でも決勝まで勝ち上がり、いい形で今回の記念に挑みます。
2連続で決勝進出おめでとうございます。
「ありがとうございます。自分が1番びっくりしています。立川で決勝いったあと、まぐれと言われないように気合いを入れて和歌山走ったらまた決勝のれました。調子はいいですね」
好調の要因はなんでしょう?
「6月くらいから師匠と早朝のバイク誘導を始めたんです。その成果がここにきて出たんだと思います」
1月からS級で走ってどう感じていますか?
「最初はほんとに全然勝てなくて、どうやったら勝てるかまったくわからないような状態でした。今、考えれば勝ちたいあまり小さいレースばかりしていたと思います。思いっきり行ってみたら1着とれたので、力を出し切るレースを心がけています」
自転車を始めたキッカケはなんでしょう?
「5歳くらいから親の勧めでずっと柔道をやっていました。小学5年のとき、数年後に山口での開催が決まっていた山口国体の自転車の選手を発掘しようみたいなイベントがあったんです。3、4日だったんですけど、たまたま柔道の練習が休みで参加したのがキッカケでした」
競輪選手になりたいと思ったのはいつ頃ですか?
「中2のときに競輪選手になると決め、柔道を辞めました」
なぜ柔道ではなく競輪の道へ?
「未来を見たときに職業として競輪の方がいいと思ったからです。もちろん楽しいっていうのもありました」
実際に競輪選手になってどうですか?
「よかったです。楽しいし、勝ったとき気持ちいいですから」
向日町バンクは何度目ですか?
「3回目です」
今回の目標は?
「これまで記念は2次予選までなので、調子もいいし今回は準決勝まで行きたいです」
憧れの選手はいますか?
「佐藤慎太郎さんです」
どんなところが好きなんですか?
「競輪に興味を持って1番最初に知った選手が慎太郎さんなんです。ファンみたいな感じですね」
調子はいいです…と力強く言い切った清水選手。4日間、どんな走りを見せてくれるのか今から楽しみです。
明日は期待の1R1番車ガンバレ清水選手!!
青森・105期 磯島康祐選手
2人目の注目選手は、青森105期 磯島康祐選手です。
師匠の坂本勉・典男さんは磯島選手の叔父にあたる方。親戚にたくさん競輪選手がいるなかで磯島選手も競輪という道を選びました。話を聞くと意外にも苦労人。デビューから2年、今年の7月からS級を走っています。
S級を走ってどうですか?
「みんな強いです。スピードが違います」
課題は見えてますか?
「圧倒的なスピードの差ですね。落ち込んでます」
器用なタイプですか?
「不器用だと思います。すぐに順応できるタイプではないのでコツコツ頑張ります」
師匠の勉さんからのアドバイスは?
「ただ行くだけのレースになっているから勝負権のあるレースをしろと言われています」
親族に競輪選手がたくさんいることをどう思いますか?
「最初からそれが当たり前だったので、特に何も思わないです」
小さい頃から競輪選手になりたかったですか?
「そんなこともないです。選手になると決めたのは高校2年の頃でした。いとこの貴史(94期 坂本貴史選手)が選手になったのを見て自分もやりたいと思いました」
そこからは順風満帆でした?
「全然そんなことないです。競輪学校の試験に4回も落ちたんです」
あきらめそうにならなかったですか?
「何回も辞めたいと思いました。でも、その度にここまでかけてきた時間、労力、周りのサポートを考え、もったいないと思い踏ん張りました。合格できてよかったです」
デビューから2年でS級まできましたね。
「はい。あのとき学校の試験に一発で合格していたらその先、努力をしなかったかもしれません。あのときがあるから今があるんだと思います」
練習は誰とやっていますか?
「坂本グループ、新山兄弟でやってます。抜群にいい環境。みんな強いです」
今の目標は?
「S級に定着することです」
2度目の記念ですが?
「4日間走れるように頑張ります」
向日町バンクは?
「2回目です」
将来はどんな選手になりたいですか?
「先行捲りで勝ち上がってG1を走れるようになりたいです」
努力型の磯島選手。急がず確実に歩を進めて坂本グループを代表する選手へと成長してほしいです。
4R出走の磯島選手ガンバレ!!
次回は10月6日寛仁親王牌前橋競輪場よりお届けします。お楽しみに!!