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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 京王閣競輪場

岐阜 105期 堀兼壽 堀兼壽
697
大阪 101期 冨尾享平 冨尾享平
491

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2016年3月22日



三重・103期 谷口遼平選手



1人目の注目選手は三重103期の谷口遼平選手です。





 

昨年1月からS級を走り、7月には若手の登竜門である寛仁親王牌にも出場しました。後半から今年にかけてはF1の決勝戦に何度ものり好調を維持しています。

 

1年と少しS級を走ってどう感じていますか?

「上がったばかりの頃はほんとに何もできなかったけど、最近少しずつ結果を残せるようになってきました。やっと…という感じです」

 

練習はどなたと?

「浅井さんや柴崎さんなど北勢グループでやっています。自分より強い人ばかりなので恵まれた練習環境でやれていると思います」

 

偉大な先輩達ですね。

「ほんとにそうなんです。他の練習環境を知らなくても、ここが1番環境が整っていると言えちゃうくらいですね。先輩達はレースや練習に対してのアドバイスもくれます」

 

その中で1番厳しい先輩は誰ですか?

「えっと…俊光さんですかね。(柴崎)同じミスをしてしまったときとかちゃんと怒ってくれます。こうやってレースを見ていてくれて、教えてもらえるってすごくありがたいことだと思っています」

 

高校の自転車部時代にはアジア選手権優勝など優秀な成績を残していますが、自転車競技を始めたキッカケはなんですか?

「中学時代は陸上をやっていたんですが、高校を決めるときに特にやりたいことがないならと競輪好きの父から自転車を勧められて自転車部のある高校に決めました」

 

どちらの高校ですか?

「朝明高校です。浅井さんや柴崎さんたちと同じ高校の出身です」

 

自転車部に入ってどうでした?

「想像以上にキツかったです。でも、部活内にすごく強い同級生がいて、その同級生に負けたくなくて頑張っていました」

 

競輪選手になると決めたのは?

「高校3年の進路を決めるときです。部活がとにかくキツくて、これが一生続くのかと考えると競輪選手ではなく普通に就職するのもありなのかなぁと考えていました。そんなとき顧問の先生に選手でも大学でもいいから、自転車だけは絶対に続けろと言われ、競輪選手になることを決めました。選手になってよかったと思っているしその先生がいなければ高校3年間頑張れていなかったので導いてくれた顧問の先生は恩人なんです」

 


選手になってその先生も喜んでくれてますか?

「はい。レースとか見ててくれているみたいで、時々競輪場で顔を合わせると話をします」

 

デビューから1年半でS級まで駆け上りました。ここまで振り返っていかがでしょう?

「思ってたよりも順調だと思います。ただ、レース内容が甘いので展開の作り方が今の課題です」

 

今の目標は?

「G1に出ることです。そのためにまずは記念で勝てるようにならないとですね」

 

将来はどんな選手になりたいですか?

「自分の競走スタイルを確立して、村上さんみたいに沢山の方に応援していただける選手になりたいです」

 

G1で活躍する谷口選手の姿を見られる日が楽しみです。恩師のためにもきっと上り詰めてくれることでしょう。

初日8Rは谷口選手に注目です!



 

 

 




福島・91期 金澤竜二選手


 

2人目の注目選手は福島91期の金澤竜二選手です。






 

2013年11月、じゃんじゃんトーークの初回に取材させていただいた金澤選手。最近は以前よりさらに先行力に磨きがかかっているように感じます。

 

以前、取材させていただいたときは震災の影響で沖縄に移住されたあとでしたが環境は変わりましたか?

「長男の小学校入学に合わせて、昨年の4月に福島の家に戻りました」

 

練習環境はガラリと変わりましたか?

「家を空けていたのは3年半。でも、感覚的には元に戻ったという感じです」

 

冬季移動はしましたか?

「今年は雪も少なかったのでずっと福島にいました」

 

好調なのは地元に戻ったからですか?

「それはあるかもしれません。あとは少し前から同世代で集まって練習を始めたんですが、それが大きいのかもしれません。切磋琢磨して励みになってます」

 

震災から5年が経ちましたね?

「長かったような短かったような…。地元に戻って思ったけどやっぱり地元がいいですね。今は両親もそばにいますし」

 

今後の金澤選手自身の展望は?

「昔から何も変わっていません。自在になろうと色々やってみましたが、向いてないんです。先行しかできないから先行一本でこれからも戦っていくつもりです」

 

震災から5年、元の生活を取り戻して練習も充実していると話す金澤選手。今開催も力強い先行でファンを沸かせてほしいです。

初日7Rは金澤選手に注目です!





次回は3月31日京王閣競輪場F1からお届けします。お楽しみに!!



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