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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
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2014年5月28日


神奈川・99期 郡司浩平選手

明日から川崎競輪場にて桜花賞が開催されます。すでに桜の花は散ってしまいましたが、満開の桜のように見るものを魅了する、そんなレースに期待したいですね。

今回の注目選手1人目は初日8Rを走る神奈川99期 郡司浩平選手です。



競輪選手の父を持つ郡司浩平選手ですが、小中高は野球少年でした。競輪選手という職業を意識したのは、意外にも進路を考え出した高校3年生のときが初めてだったそうです。

郡司選手の目に競輪選手のお父様の姿はどう映っていましたか?
「小さい頃は競輪場に行ったことはなかったけれど、父のレースはテレビで見たことがありました。学生時代は自分が学校から戻ると、朝練から帰ってきた父が家で休憩中に寝ていたので、昼間に家で寝ていられていいなぁと思っていました」

実際ご自身が選手になられてどうですか?
「今、実際やってみると大変で、そのとき思っていたのとは大違いでした(笑)」


競輪場に来ていらっしゃったお父様の郡司盛夫選手にもお話を伺うことができました。

浩平選手の成長ぶりはいかがでしょうか?
「昨年からS級に上がったんですが、3戦目くらいまでは非常に苦労していたようです。ギアで悩んでいたけれどそこを乗り越えて昨年の中頃から安定してきて、後半から良くなってきました。
いいとこにはいるけれど、もう1ランク2ランク上げるためには、ここからもっと自分で考えないといけないですね。」

普段アドバイスしたりは?
「口うるさく言ったりはしていません。ただ映像を見てレース後に助言したりはしています。ランクを上げるなら今の時期しかないぞ、と言っています」

浩平選手にはどんな選手になってほしいですか?
「ドキドキするレースをみせてくれる選手になってほしいです。それってやっぱり…グランプリかな?!」


お父様の期待も背負って、昨年に続き2度目の地元記念に挑む郡司浩平選手は少し緊張気味でした。やはり地元記念にかける想いは特別なものがあるのでしょう。

今回の目標は?
「去年の川崎記念のときよりも点数が上がってきているので、地元の期待に応えたいです。決勝まで勝ち進んで魅せるレースをしたいですね!地元記念で決勝にのれればこんな嬉しいことはないですからね」

南関を引っ張っていける選手になりたいと話す郡司選手。是非とも決勝にのって、地元のファンを沸かせてほしいです。頑張れ郡司選手!




岡山・97期 黒田淳選手

今回の注目選手2人目は初日7Rを走る岡山97期 黒田淳選手です。



小学校から大学までBMXをやっていた黒田選手。全日本チャンピオンに輝いたこともありました。

BMXから競輪界へと転身したきっかけは、目指していた北京オリンピックが終わりこの先どうしようかと考えていた頃、小学校のときから一緒に走っていた稲川翔選手が競輪界で活躍しているのを見て、自分もやってみようと思ったそうです。

黒田選手と稲川選手は年齢も生年月日も同じ。なんとなく運命を感じてしまいますよね。

黒田選手にとって稲川選手は今もいい存在なんだそうです。一緒に走りたいし、先着したいです!と話してくれました。


黒田選手の走りを見ていると、レース中とても冷静に見えるんですが?
「脚質を考えて、展開を見てやっているつもりですが、まだ苦戦中です」

今回の目標は?
「川崎は初めて。まずは一戦一戦勝ち上がることですね」


お話を伺って、BMXで培った経験や精神力が今の黒田選手の大きな強みになっているとわかりました。一戦一戦大いに力を発揮して勝ち上がってほしいです。

頑張れ黒田選手!



次回のコラムは高松宮記念杯・宇都宮です。6月11日更新予定です。

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