
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は、初日6Rを走る栃木101期の金子幸央選手です。
今年はA級スタートとなりました。初戦の地元宇都宮F1で1・1・5。決勝は惜しくも5着でしたが結果以上の内容で手応えを感じていたそうです。そのあと3場所連続完全優勝でS級に特別昇級しました。
前回S級を走っていたときは、周りが見えていなかったそうですが、1度A級に落ちたことで、再びS級に上がった今回は気持ちに余裕が出てきたそうです。それが結果にも表れており、川崎記念では決勝まで駒を進めました。
今回は地元記念ですが?
「地元記念を走るのは初めてです。栃木の先輩がたくさんいるので緊張しています。しっかり練習してきました」
今回の目標は?
「決勝!…というとレースが小さくなってしまいそうなので、毎日先頭で駆け抜けられるように頑張ります」
選手になったキッカケはなんですか?
「兄が趣味で自転車に乗っていたんです。それを借りて乗ってみたのが始まりでした。そのとき自転車ってこんなに面白いんだと思ったんです。高校では部活に入らず1人で乗っていたんですが、高3のとき国体に出るためにバンクで練習することになりました。そのときにたまたま競輪場で、車から颯爽と降りてきた飯島さんを見てすごくかっこよくてそれからピストに乗り始めました」
デビューからもうすぐ3年経ちますがどう感じていますか?
「学校時代に将来のことを書くことがあったんですが、そのときは25歳くらいでS級と書いたので、思っていた以上に順調です。でも、2ヶ月くらい前に新人訓練があったんです。同期の吉澤さんや小原さんと同じグループで、みんなめちゃくちゃ強くて自分ももっと頑張らないと…と思いました」
将来はどんな選手になりたいですか?
「なんでもできる選手になりたいです。先行も一流、横も一流っていうのが最強だと思うんで。武田選手みたいな感じです。後ろについてくれた選手に信頼してもらえる選手になりたいです」
今も昔も変わらず、自転車に乗るのが大好きだという金子選手。初の地元記念で地元のファンをわかせるレースをしてほしいですね。初日6Rは金子選手に注目です!!
広島・101期 才迫開選手
2人目の注目選手は、初日2Rを走る広島101期の才迫開選手です。
才迫開選手は才迫勇馬選手の弟です。昨年の秋頃からF1の決勝でよく見かけるようになり、頭角を現してきました。
初めてグレードレース(共同通信社杯)を走ってみていかがでしたか?
「いろいろ思うことがありました」
4月の福井の落車の影響はありましたか?
「傷はたいしたことなかったので大丈夫です。ただ、自転車は新車にしました」
昨年から好調ですね?
「気持ちが切れずにしっかり練習できているときはレースでも自信が持てるんです。最近はちょっと…なので今が踏ん張りどころですね」
小中高とサッカーをやられていましたが、選手を目指したのはお兄さまの影響ですか?
「そうですね。自転車の乗ったことがなかったのでそのときは兄のすごさはわからなかったんですが、兄の生活に憧れて選手を目指しました」
ご家族はなんて?
「高3で進路を決めるときに父は専門学校にいきながら空いた時間を使って自転車の練習としたらどうかと言ってくれたんですが、兄が学校に行かずに自転車1本でいくなら面倒見るといってくれたのでそうしました」
お兄さまはどんな人ですか?
「とにかく優しい人です。人として尊敬しています。日にちが合えば一緒に練習してますよ」
デビューからもうすぐ3年経ちますがどう感じていますか?
「最初はS級に上がれるとは思っていなかったです。選手になって兄のすごさがわかりました。今は徐々に感触を掴んできました」
今の目標は?
「年内にF1優勝したいです。今期はS級1班の点数を取ることです」
7度目の記念参戦となりますが?
「500バンクはF1で決勝をはずしていないんで良いイメージです。勝ち上がれるよう頑張ります」
インタビューするの中で飾らない等身大の姿を見せてくれたのがとても印象的でした。得意の500バンクで熱い走りを見せてほしいと思います。初日2Rは才迫選手に注目です!!