青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
明日から取手記念が始まります。6月最後の記念です。上半期を締めくくるにふさわしい熱いレースに期待しましょう。
今回の注目選手1人目は、初日6Rを走る大阪100期古性優作選手です。
古性選手はBMXの出身です。同じBMX出身の稲川翔選手が高松宮記念杯で優勝しましたがどう思われましたか?
「かなりびっくりしました」
古性選手が昨年の7月にS級に上がってから、今まで何も言わなかった先輩が叱咤激励してくれるようになり今は稲川選手からもアドバイスをもらっているそうです。
南修二選手の「GⅠまで先行で上がってこい」という言葉で、さらに先行を意識するようにもなったそうです。
「共同通信社杯のとき、自分のレースのダイジェストを見ていて初めて「悔しい」と感じました」
そう話す古性選手の意識の変化は、以前よりさらに力をつけた証でしょう。
近い目標は何でしょう?
「自分は先行ではトップになれないと思っています。そこからどう変わるか…なんですが、そこまでは先行で頑張りたいです」
同年代で気になる選手はいますか?
「三谷竜生さんですかね。深谷さんや竹内雄作さんのレースも参考になります」
5回目の記念ですが目標は?
「準優まではいけたんで、今回は決勝にのれるように頑張ります」
前走松戸から中2日ですが、疲れは問題ないとのことです。
取手競輪はレースで走るのは初ですが、全プロのときに競技で走っているので感覚はなんとなくわかっているとのことでした。
最後に、将来どんな選手になりたいですか?
「稲川さんみたいな自在選手になりたいです」
力強い先行で勝ち上がり、ぜひとも決勝戦で走る姿を見せてほしいです。初日6Rは古性選手に注目です!
埼玉・99期 中田 健太選手
2人目の注目選手は初日7Rを走る埼玉99期中田健太選手です。
現役競輪選手の父を持つ中田選手。もしかしたら競輪界一かもしれないというほど厳しいお父様だそうです。
競輪選手を目指したのはやはりお父様の影響でしょうか?
「そうですね。小さい頃からそばに自転車があると、当たり前にそうなるんですよ。選手になるといったとき、父には猛反対されました。そのときはわからなかったけど今ならその気持ちがわかります。大変な職業ですから(笑)」
開催が一緒になると大変だから早く引退してほしいと笑いながら言っていましたが、お父様がいかに中田選手にとって偉大な存在か感じました。
1月からS級を走ってみてどうですか?
「楽しいですよ。強い人と戦って、考えてレースをして、見せ場を作って…そうすれば見てくれる人の目が変わる。選手としての生き甲斐がS級にはあります」
記念は3回目ですが?
「記念は別物ですね。上との差を痛感します」
今回の目標は?
「優勝です。権利ありますもん。1/ 108なんですから。父が選手やっている間に親孝行したいです」
将来はどんな選手になりたいですか?
「デビューしたときから言っているんですけど、芦澤さんみたいになりたいです。捲れる追い込みですね。レースを見ていて面白いと思ってもらえる選手になりたいです。来期A級ですが、守りに入るような競走はしたくない。父みたいに横の技術があれば失格にならないので、しっかり技術をつけていきたいです」
目標は優勝と間髪入れずにきっぱり言い切った中田選手。ぜひともここで活躍して親孝行してほしいです。初日7Rは中田選手に注目です!