
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は初日9Rを走る、岐阜105期堀兼壽選手です。
2014年7月にデビューして、今年1月からS級に初挑戦。この1年半、着々と階段を昇ってきた堀選手にお話を伺いました。
S級を4場所走ってみていかがでしょう?
「やっぱり厳しいです。A級とはいろいろ違いました。スピードだったり、展開だったり、全然違って戸惑うことが多いです。もう少し強くなれば違う景色も見えてくると思うので頑張りどころですね」
課題は見えていますか?
「どんな相手でも自分の競走をできるようにすることですかね」
師匠の永井清史選手からは何か言われていますか?
「9着を取る先行なら誰でもできる。考えて先行しろと言われています」
高校から自転車競技を始めたキッカケは何でしょう?
「小・中は野球・サッカーをやっていたんです。中学3年のとき、父から競輪選手を勧められ、競輪選手になると決意して自転車部のある高校を受験しました」
お父様は競輪ファンなのですか?
「ファンというか父の幼なじみが競輪選手なんです。他にも選手の知り合いがいたので、息子にも選手になって欲しかったみたいです」
お父様の気持ちを尊重したんですね?
「それまでずっと自分の好きなことを何でもやらせてもらってきたんです。初めて父が勧めてきたものだったのでチャレンジしてみようという気持ちになりました」
競輪学校に合格したときはどうでした?
「自分以上に父が大喜びしてくれたのでなってよかったと思いました」
今後の目標は?
「まずはS級で勝負できるようになることです。それから、自分のスタイルを確立させることと、身体を大きくすることと…まだまだやるべきことがたくさんあるけど、強くなりたいです」
目標としている選手はいますか?
「師匠です。レースだけでなく練習でも意識が高く、考えを持ってやっているところがすごいなと思います。今でも毎回レース後にアドバイスをくれますし、永井さんが師匠で本当によかったと思っています」
目標とする師匠に近づけるよう、目の前のことに集中すると話す堀選手。真っ直ぐな瞳が印象的でした。
初日9Rは堀選手に注目です!!
大阪・101期 冨尾享平選手
2人目の注目選手は初日8Rを走る、大阪101期冨尾享平選手です。
冨尾選手はアメリカンフットボール出身で実業団にも所属していました。デビューから4年目となる昨年の7月からS級で戦っています。
半年間S級を走ってどう感じていますか?
「厳しい世界です。みんな強いので」
課題は見えていますか?
「後ろのことを考えて走ることと、持続力ですかね。ダッシュタイプなので」
高校からアメフトを始めたキッカケは?
「体育の授業のときに足が速かったので、アメフト部にスカウトされたのがキッカケでした」
そこから競輪の道を目指したのは何故でしょう?
「大学を出て実業団にいたんですけど2008年にそのチームがなくなってしまって普通の仕事に就きました。アメフトの先輩が競輪選手になっていると知り、自分もやってみたいと思い挑戦することにしました」
競輪学校に入るまで苦労されました?
「25歳からの挑戦だったのでどうかなと思いましたが、まわりの方に恵まれていたので乗り越えられました」
競輪選手になってどうでしょう?
「一度サラリーマンを経験したので、その何倍も自分に合っていると感じています」
自分の性格を一言でいうなら?
「自己中!ですかね。何でも自分のリズムでやりたいんです」
目標はありますか?
「これっていう明確なものはありません。目の前のことを精一杯やるだけです」
アメフトで培われた強靭な肉体と精神力で勝ち上がってほしいと思います。
初日8Rは冨尾選手に注目です!!