
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
京都・101期 山本伸一選手
1人目の注目選手は初日5Rを走る、京都101期の山本伸一選手です。
小学校から大学、卒業後は四国アイランドリーグで野球を続け、2012年に競輪選手という新たな人生のスタートを切った山本選手。今年4月から実家のある京都に活動拠点を移し、7月から2度目のS級に挑戦です。
7月からS級を走られていかがですか?
「点数は徐々に上がってきているけど、まだまだだと思っています」
2014年の1月から半年間S級を走られていますが、そのときと比べてどう感じていますか?
「前のときはただがむしゃらに走っていただけでした。1年間A級でしっかり戦ってきたから今回は自信を持って臨めていると思います」
競輪選手を目指すキッカケは何だったのでしょう?
「27歳のとき、野球は今年で最後かなと考えていたのですが、そんなとき師匠の友人に競輪やってみないかと声をかけられました。いきなり1000Mを走らされて、結果はボロボロ。自転車はもっと簡単だと思ってのに、それが悔しくてやってみようと思いました」
27歳からの新たな挑戦に不安はなかったですか?
「正直、不安はありました。その当時、ちょうど今の奥さんとの結婚も決まっていましたし。そんなとき奥さんが背中を押してくれたことが大きかったですね。競輪選手になっていなかったら、たぶん銀行員をしていたと思います。向いてないと思うので、選手になって良かったです」
デビューから3年目、ここまでを振り返っていかがでしょう?
「決して順調ではありません。鎖骨骨折もありましたし。いろいろな経験は力になると思うので、すべてこれからって感じです」
今回、京都の大先輩、村上義弘選手がいますが?
「一緒になるのは初めてなんです。すべてが見本、しっかり学ばせていただくつもりです」
将来はどんな選手になりたいですか?
「まだこれっていう形は決まっていません。自力でいけるところまでいって、特別競輪で活躍できるよう頑張ります」
京都に移籍して、また新たなスタートを切った山本選手。S級昇格後すぐに走った7月の前橋記念では準決勝まで駒を進めました。今回も熱い走りを見せてほしいと思います。
初日5Rは山本選手に注目です!!
青森・100期 坂本周輝選手
2人目の注目選手は初日4Rを走る、青森100期の坂本周輝選手です。
父、兄、叔父、従兄弟が競輪選手という競輪一家で育った坂本選手。今年に入りA級での活躍が目立ち、7月から初のS級に挑戦しています。
S級を走ってみてどうですか?
「みんなほんとに強いです」
課題は見えてきましたか?
「もっと積極的にいかないとですね」
初めての記念ですが?
「緊張はしないタイプです。まずは4日間走れるように頑張ります」
小さい頃から周りにたくさん競輪選手がいたと思いますが、選手を目指したのはいつ頃だったのでしょう?
「幼稚園の頃から中学校まではサッカーをやっていました。高校は自転車部に入りその頃には競輪選手になろうと思っていました」
お父様の影響ですか?
「それもありますし、将来スポーツで稼ぎたかったんで」
その時、ご家族はなんて?
「みんな頑張れと言って喜んでくれました」
デビューから5年目になりましたが、競輪選手という職業はどうですか?
「みんな強いですからね。思っていたよりも大変だけどやりがいはあります」
アドバイスはどなたからもらっていますか?
「地元の先輩、永澤剛さんや高橋陽介さんからいただいてます」
坂本選手が考えるご自身の強みは何でしょう?
「自然体、ですかね。練習の方がタイムが良いので、いつでも力まないでできるように心がけています」
将来はどんな選手になりたいですか?
「S級に定着できる選手になりたいです」
自然体。その言葉はまさに坂本選手にぴったりで、インタビューの中でも終始飾らずに答えてくれました。
練習通りの力を出して勝ち上がってほしいと思います。まずは初戦!
初日4Rは坂本選手に注目です!!
次回は11月16日向日町競輪場からお届けします。お楽しみに!!