2013年12月27日
秋田・96期 守澤太志選手
明日から待ちに待ったグランプリシリーズが始まります。
昨年のグランプリで村上義弘選手が見せた男泣きから早1年。今年はどんなドラマが待っているのか、今から楽しみでなりません。
今回の注目選手1人目は、寺内大吉記念杯初日6Rに登場する秋田・96期守澤太志選手です。

近況好調な守澤選手。好調の要因を聞いてみると
「5月くらいからセッティングや練習内容をがらりと変えました。そこから3カ月してやっと結果が出てきてくれました」
このセッティングなどは、同期の深谷知広選手に聞いたそうです。
その成果は一目瞭然で、9月の富山FⅠで212、10月の武雄FⅠで122としっかり結果が出ています。
11月の松阪記念2次予選でも、永井清史選手のホームカマシを7番手から捲り上げて1着と力強いレースを見せてくれました。
松阪記念の最終日に落車入着がありました。落車後の広島記念はあまり良くなかったそうですが、そのあとしっかり練習できたので大丈夫だそうです。
立川バンクの印象を聞いてみると
「A級時代に優勝した経験もあるので、いいイメージ」
S級に上がってからは、ほとんど走っていないそうです。
「デビューしてから今が1番いい」
と話す守澤選手。今年の締めくくりにどんなレースを見せてくれるのか、守澤選手の走りに注目です!

愛知・99期 猪俣康一選手
2人目の注目選手は29日11Rヤンググランプリを走る、愛知・99期の猪俣康一選手です。

猪俣選手は、小林正治選手(東京77期・2011年引退)に教えを受けていましたが、猪俣選手がデビューのときに引退されたため、小林さんが愛知の山内卓也選手にお願いをして師と仰ぐこととなりました。
今は愛知県で山内卓也選手や一丸安貴選手らと一緒に練習しているそうですが、東京の立川競輪場には想いがあるそうです。
そんな猪俣選手、競輪選手になる前はモトクロスをやっていました。一瞬の判断力や気持ちの面で、そのときの経験が大きな財産になっているそうです。
ヤンググランプリについて聞いてみました。
ーどう戦いますか?
「竹内くんの後ろをしっかり固めます。竹内くんとは初連携だけど、学校時代には一緒に走ったことがあります。」
ー単発競走ですが?
「単発のレースは今まで何度か走ったことがありますが、悪くないです」
ー立川バンクのイメージは?
「前回が良くなかったので、リベンジしたいです」
ー同期が6人いますがライバルは?
「特に誰っていうのはないですね。みんな強いので」
ー最後に
「竹内くんとワンツー決められるように頑張ります!」
と力強いコメントで締めてくれました。
猪俣選手の凛々しい表情からは気迫が伝わってきました。気持ちの入った熱いレースを期待しましょう!

次回のコラムは、和歌山競輪です!1月10日更新予定!