
青山りょうです。 SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!
1人目の注目選手は、福岡97期の柳詰正宏選手です。
昨年10月の千葉記念以降、ますます調子を上げている印象の柳詰選手。今年の1月からS級1班で戦っています。
100勝まであと1勝のところで苦労したと思いますがあのときはどうでした?
「半年くらい99勝のままでしたからね(笑)1着狙うというよりはいかに3着までに入れるかという走りだったので、自分ではそんなに気にしてなかったんですけど、周りからすごい言われて途中から恥ずかしくなっちゃいました」
千葉記念以降、調子を上げているように見えますが何か変えたことはありますか?
「特に何も変えてないんですけどね。練習はずっとコンスタントにやっています。脚の感じはずっと良かったんですが展開が向かないレースが多かったように思います」
千葉記念は決勝まで勝ち進み自信になったのでは?
「G1の決勝に乗るメンバーと戦えたことで自信に繋がりました」
精神的にも充実していますか?
「点数が上がってきたことで練習量も自然と増えたし、やらなきゃって気持ちが強くなりました。S級上がって2、3年はなかなか実を結ばなかったので我慢してた甲斐があったなって思ってます」
競輪選手を目指したキッカケは?
「祖父(6期引退 柳詰利明)と叔父(35期引退 柳詰美義)が選手なんです。家のすぐ目の前が門司競輪だったんで子供の頃から連れてってもらっていました。覚えてないですけど物事つく前から競輪選手になりたいって言ってたらしいです。本気で目指そうと思ったのは高校で自転車競技をやってからです」
実際選手になっていかがです?
「側から見てたら楽しそうでお金も貰えていいなって思ってたんですけど、自分が走るようになったら違いました。自分が走ると小さなことで落ち込んだり、しっかり走らなきゃってプレッシャーもあるし、いろいろ大変ですね。S級1班になってやっと楽しめるようになってきました」
今の目標は?
「地元で開催の競輪祭に出ることとF1で優勝することです」
昨年結婚して子供が産まれたことで頑張る理由ができたと話してくれました。家族のために、そして自分の為にガンバレ柳詰選手!!
広島・100期 三登誉哲
2人目の注目選手は、広島100期の三登誉哲(みと たかのり)選手です。
昨年の7月からS級を走り、ここのところ1着も増えて調子上向きのように思います。
前走の西武園を振り返っていかがです?
「良かったと思います。調子は良いのであとは攻めきれるかどうかですね」
1着もとれてますよね?
「最近少しずつ増えてきたかなとは思います」
何か練習方法を変えたりしたんですか?
「練習方法を変えたというよりは、おととしくらいから本腰を入れて練習するようになったのでその成果だと思います」
おととし、何かキッカケが?
「実は体調を崩して、規則正しい生活を送ったら、1着もとれ出してもっと練習するようになりました。怪我の功名ですね。」
競輪選手を目指そうと思ったのはいつ頃ですか?
「22歳くらいです」
学生時代に運動は?
「中・高と陸上の中距離をやっていました」
競輪学校に入るまでの間は何を?
「兄貴の会社を手伝って造船業をやってました」
そこからなぜ競輪選手に?
「叔父(45期 引退 三登修二)が家に来たときにやってみたらと勧められたのがキッカケです。仕事を続けつつ練習して、合格できそうかなってときに仕事を辞めました」
造船業も大変なイメージがありますが?
「そうですね。熱に囲まれて仕事をしていますから、1日に汗をかいて4、5キロ体重が落ちることもありました。ある意味、鍛えられました」
競輪選手になっていかがです?
「今まで遠回りしかしてないです。おととしから新たに気持ちを入れ替えてやっているのでこれからだと思ってます」
今の目標は?
「来期はA級なのでなるべく早くS級に戻ってこられるようにしたいです。調子は悪くないので頑張ります」
おととしから競輪と向き合う姿勢を改めたと話す三登選手。好調のままA級で活躍して再びS級で戦う姿が見たいです。ガンバレ三登選手!!