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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 平塚競輪場

三重 103期 谷口遼平 谷口遼平
171
福島 91期 金澤竜二 金澤竜二
591

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2016年3月31日



岩手・105期 高木翔選手


1人目の注目選手は岩手105期の高木翔選手です。



佐藤友和選手が師匠である高木選手はデビューから約1年半でS級まで駆け上がりました。順調に進んでいたはずがA級最後のレースで落車。復帰して今回が4場所目となります。

A級戦の最後で落車してしまいましたね。
「初めての落車、初めての鎖骨骨折でした。ずっといいリズムできていて調子が良かっただけに残念でした。今はまだ完全には戻っていないですが練習は今まで通りやれています」

練習は誰とどちらでやっていますか?
「今は冬季移動中で師匠の友和さんについて久留米でやっています」

佐藤友和選手と知り合ったきっかけは?
「高校の先輩なんです。高校時代、インターハイの前に色々と教えていただいたことがあって、競輪選手を目指すとき友和さんにお願いしました」

どんな師匠ですか?
「滅多に怒ったりしないとても優しい方です。練習内容はきついですが、わからないところがあったら根気よく丁寧に教えてくれます」

高校で自転車競技を始めたきっかけは?
「ずっと野球をやっていたんですけど、中学のときに父に連れられて初めて青森競輪場に行ったんです。目の前でレースを見て、そのスピードと迫力に魅了され競輪選手になることを決めました。それで自転車部のある高校を選んだんです」

デビューからここまで振り返っていかがでしょう?
「こんなに早くS級まで上がれると思っていませんでした。友和さんや地元の先輩方がいろいろアドバイスをくださるので、そのおかげだと思っています」

憧れの選手はいますか?
「友和さんが目標です!逃げて捲れて何でもできる。将来は自分もそんな選手になりたいです。いつか同じレースに乗ってワン・ツーで勝ちたいですが、そのためにももっともっと頑張らなくちゃですね」

前回落車したのが京王閣でしたが今開催はどう感じていますか?
「怖さはないです。しっかりリベンジして汚名挽回できるよう頑張ります!」

落車に負けず本来の力強い走りを早く取り戻してほしいと願います。いつか師匠と連係するその日まで高木選手を応援しましょう。
初日9Rは高木選手に注目です!!






栃木・100期 福田拓也選手 


2人目の注目選手は栃木100期の福田拓也選手です。





福田選手は祖父、父、叔父が競輪選手という競輪一家に生まれました。お父様のご兄弟は《福田4兄弟》として競輪界を盛り上げたと聞きます。選手の血を色濃く引く福田選手が自転車を始めたのが高校からと聞いて驚きました。


幼い頃から競輪は身近なものでしたか?
「そうですね。周りにたくさん競輪選手がいました。ほんと当たり前にあるものって感じだったので特に選手になりたいとか深く考えたことはなくて自転車を始めたのも高校からでした」

なぜ高校で自転車を始めようと思ったんですか?
「車がすごく好きだったので競輪選手になって頑張って稼いで好きな車に乗りたいと思ったからです」


競輪選手を目指すと言ったときご家族の反応は?
「みんなすごく喜んでくれました。とくに祖父が大喜びで、高校時代は誘導ひいてくれたりもしました。2年前に他界してしまったのですが、選手になったことで少しはおじいちゃん孝行できたかなって思ってます」

デビューから約4年半を振り返っていかがでしょう?
「考えていたより大変でした。落車に苦しめられることが多かったです。2013年は6回くらい落車があってキツかった。でも、気持ちが折れないでやってきたから今があるんだと思っています。父も叔父もアドバイスをくれたり応援してくれているので頑張らなくちゃですね」


理想の選手はいますか?
「僕と同じ体型で理想に思う選手の方は何人かいます。番手を死守し、なおかつタテも切れる選手が理想です」


中学まで一切スポーツはやっておらず、高校で自転車を初めていきなりインターハイ優勝。父親譲りの身体能力の高さでこれから更に上を目指して活躍してほしいと思います!

初日8Rは福田選手に注目です!! です。





次回は4月8日川崎記念からお届けします。お楽しみに!!


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