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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

2014年4月25日


福島・99期 小松崎大地選手
 
明日から伊東温泉競輪場で共同通信社杯が開催されます。共同通信社杯は自動番組なので、初日からいつもと一味違ったレースが楽しめるのではないでしょうか。熱い戦いに期待しましょう。

今回の注目選手、1人目は初日5Rを走る福島99期小松崎大地選手です。



昨年の共同通信社杯以降めきめきと力をつけてきた小松崎選手は、3月の千葉、岐阜とF1を続けて完全優勝。前走の武雄記念では決勝まで勝ち進み、結果もさながら内容も非常にいいレースを見せてくれました。

好調の要因は、何かを変えたわけではなく今までやってきたことが実を結び出したからだそうです。「継続は力なり」ですね。

伊東バンクは何回か走っていて、印象は少し重いイメージ。

今回の目標を聞くと「せっかくの特別競輪なので、少しでも得るものがあって帰れればいいなと思います。アップの方法やメンタル面など、この場で学べることはたくさんありますから。いろんなものを吸収したいです。」と答えてくれました。


武雄記念から中4日しかありませんでしたが、この間はしっかりと身体を休ませるために使ったそうです。疲れの心配はないみたいですね。

最後に将来はどんな選手になりたいか聞いてみました。
「ずっとやってきた野球を辞めて競輪選手になることを決め、師匠(岡部芳幸選手)に弟子入りするときに、やるなら日本一の選手になれと言われたんです。だから、日本一の選手を目指します」


ひとつひとつの質問に対して、じっくりと考えてから答えをくれるその姿を見て、小松崎選手には誠実という言葉が良く似合うと思いました。
今まで積み上げてきたものが、この特別競輪という大舞台で発揮されることを期待しています。初日5Rは小松崎選手に注目です!




茨城・95期 芦澤辰弘選手


2人目の注目選手は初日3Rを走る茨城95期芦澤辰弘選手です。



今回が初めての特別競輪となる芦澤辰弘選手ですが、表情を見る限り緊張している様子はみられません。ここに向けて特別なことは特に何もやっていないし、練習もいつも通りと話す雰囲気はとても穏やかです。

今開催はお兄さんの芦澤大輔選手も出場しています。
普段の練習は別々ですが、前検日の前夜は一緒に晩御飯を食べたそうです。

辰弘選手から見たお兄さんはどんな人ですか?
普段検車場ではすごくクールな感じに見えると思うんですが実際は気さくだし、けっこう周りに気を使う人なんですよ」

辰弘選手が競輪選手を目指したのにはやはり兄の大輔選手の影響が大きかったと言います。芦澤辰弘選手初出場の特別競輪で、ぜひとも兄弟連携を見せてほしいですね。

伊東バンクはA級時代に2度優勝してますが印象はどうですか?と聞くと、「え?そうなんですか?!」と意外な答えが返ってきました。大物の予感がしますね。33バンクは嫌いじゃないので問題ないとのことです。


今回の目標は?
「4日間走ることです!6年選手をやっていてもう自分でわかっているんですけど、自分は意気込むと空回りするタイプなんです。だから今回も気持ちを落ちつかせてマイペースに走りたいです」

どんなレースをしたいですか?
「調子は上向きなので、まずはラインの為にしっかりレースを作ってから、そこからですね。レースの流れの中で見極められるのが自分の持ち味だと思っているんで。」

もともとは追込みになりたかったけれど、S級に上がって自分でレースを作る面白さを知ったと話す芦澤辰弘選手。明日はどんなレースを組み立ててくれるのか、今から楽しみですね。初日3Rは芦澤辰弘選手に注目です!



次回のコラムは平塚競輪・湘南ダービー です。5月2日更新予定です。

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