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青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
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2014年10月10日




福井・103期 野原雅也選手



少しずつ木々も色づいてきましたが、前検日の熊本は少し汗ばむくらいの陽気でした。近づいている台風が心配ですね。そんな中、明日から熊本記念が始まります。

 

 

熊本記念1人目の注目選手は、初日8Rを走る福井103期 野原雅也選手です。




 


高校時代の自転車競技、そして競輪学校でも優秀な成績を残した野原選手は、デビューからわずか9ヶ月でS級まで上り詰めました。

 

デビューからここまでを振り返っていかがですか?

「思ったよりも早くS級に上がれました。特進したいと思っていたので良かったです」

 

選手を目指したのはお父さま(野原哲也さん)の影響ですか?

「高校で自転車競技を始めたのはたまたまだったんですけど、大学進学を考えていたとき、父から《選手はいいぞ》と言われて競輪選手になることを決意しました」

 

選手になって良かったですか?

「実際なってみたら思っていたよりすごく大変です。練習もキツいですし。良かったかどうかわかるのは、これから次第だと思います」

 

熊本バンクは2回目。今年の2月に走ったときは、決勝で逃げて3着に残れたので、イメージは悪くないそうです。

 

今回の目標は?

「自分の役目をしっかり果たすことが大事だと考えています。しっかり先行する、出し切ることが目標です」

 

将来はどんな選手になりたいですか?

「先行で勝ち上がれるような、強い先行屋になりたいです」

 

1つ1つの質問を真剣に考え、真っ直ぐな自分の言葉で返してくれました。まだ二十歳という若さはそれだけで武器だと思います。たくさん経験を積んで吸収してこれからの競輪界を盛り上げる、そんな選手になっていってほしいですね。初日8Rは野原選手に注目です!

 

 

 


埼玉・101期 土屋壮登選手



2人目の注目選手は初日9Rを走る、埼玉101期 土屋壮登(まさと)選手です。



 


6月から特別昇級してS級入りした土屋選手。

S級を走ってみていかがですか?

「挑戦するのは楽しいです。今までは挑まれる方だったので、気持ち的には楽ですね」

 

今開催に一緒に参加している埼玉の太田真一選手、平原康多選手、宿口陽一選手は土屋選手と同じ川越工業高校の出身です。

 

先輩方と一緒ですがいかがですか?

「わざわざ揃えたみたいなメンバーですよね(笑)僕が1番後輩なんで頑張ります」

 

土屋選手は高校で自転車の長距離を、大学で短距離をやっていました。

長距離と短距離は違うと聞きますが苦労しなかったですか?

「そういうのあんまり感じない身体なんですよね」

 

小・中学校時代は何を?

「帰宅部でした」

 

高校から自転車を始めたキッカケはなんですか?

「近所のおじさんに選手になったらと言われたのがキッカケですかね。それまでこの仕事を知らなかったので」

 

近所のおじさんですか?

「隣町の塾にママチャリで通っていたんですけど、それをみていた近所のおじさんが選手を勧めてくれたんです。ママチャリ漕ぐのが相当早かったんでしょうね(笑)」

 

高校ですでに優秀な結果を残していますね。元々素質があったんですかね?

「いえいえ。高校の自転車部がかなり厳しかったので、先輩達についていっただけです」

 

熊本バンクは初めて。500バンクは成績が悪くないので苦手意識はないとのことでした。今回の目標は埼玉の先輩方と一緒に走ることだそうです。

将来は前でずっと頑張ってきた選手に、前を任せてもらえる選手になりたいという力強い言葉も聞けました。

 

ぜひ勝ち上がって地元の先輩の前で走る勇姿を見せてほしいです。

まずは初日!明日の9Rは土屋選手に注目です




次回のコラムは11月20日小倉競輪祭からお届けします。ご期待ください。

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