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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
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2015年3月31日



佐賀・94期 山田庸平選手



1人目の注目選手は初日10Rを走る、佐賀94期 山田庸平選手です。

 



 


山田庸平選手は山田英明選手の弟です。今年1月から3度目のS級挑戦となります。

 

前にS級を走ったときと気持ちの違いはありますか?

「いろいろ経験したことで、気持ち的には強くなり始めていると思っています」

 

ここのところ1着が多いですよね?

「持ち味を出せるレースをしようと心掛けています。その結果、負け戦でも1着は取れています。初日が課題ですね」

 

前走松戸では決勝まで勝ち上がりましたが?

「松戸の2日目は自分の理想でした。最近はすごくいい感じなんです。やっと自分が弱くなった原因がわかってきました。課題が見えてきたことで、やるべきことがわかりました。それを少し試しただけで前回は決勝にのれました。これからその課題とじっくり向き合うつもりです」

 

どなたかにアドバイスをもらったりしたのでしょうか?

「課題が見えたのは、兄貴とじっくり自転車について話したおかげです。しばらく別々に練習していたんですけど、最近はまた一緒にやるようになりました」

 

英明選手はどんな存在ですか?

「2人でいてもずっと自転車の話をしています。兄であり、負けたくないライバルでもあります」

 

選手を目指したキッカケは?

「兄貴の影響ですかね。高校のとき兄貴は既にA級の選手で、お年玉をくれたり、服を買ってくれたりしたので、競輪選手ってすごいなぁと思ったのがキッカケです。高校卒業して選手を目指しました」

 

実際に競輪選手になって、どう感じていますか?

「初めは思ったよりも早くS級に上がれたし順調でした。この前までA級だったのがけっこう長くて、ここにきて苦戦しているといった感じです。でも、最近楽しいんです」

 

何か変化があったのですか?

「初心に戻るようにしました。何も考えず、デビューした頃の気持ちで自転車に乗っています。これまで、いろんな人の話を聞いて、それを取り入れたり試したりしてきました。でも、それだと結局迷ってどれが正解かわからなくなってしまうんです。自分はもっとシンプルな方が合っているんです」

 

これからどんな風になっていきたいですか?

「ひとつ言えるのは、兄と特別を走りたいです。あとは…まだ内緒です」

 

原点に戻ることでいろいろ見えてきたと話す山田選手。これからの活躍が楽しみですね。お兄さまの英明選手と特別競輪の舞台で連携する姿を早く見たいです。その日が来たら、今はまだ内緒と言っていた将来のビジョンを伺いに行きたいと思います!

初日10Rは山田庸平選手に注目選手です!!






 

兵庫・99期 藤井栄二選手


 

2人目の注目選手は初日8Rを走る、兵庫99期藤井栄二選手です。




 

 

昨年末あたりから調子を上げ、2月にはS級初優勝を果たした藤井選手。

 

大宮優勝おめでとうございます。S級初優勝の感想は?

「ありがとうございます。でも、この優勝は参考にならないと思っています。警戒されていなかったし、自力でとれた感じはしていません。嬉しいというより、これからどうやって走って行くか考えさせられる優勝でした」

 

好調の理由はなんでしょう?

「特に何かを変えたとかはありません。昨年のギア規制前も4.08でしたし、多少のセッティングや諸々変えましたが大きな変化は無いです。それから、師匠(中村一将選手)に練習を見てもらっている中でアドバイスはもらっています」

 

師匠は何とおっしゃっていますか?

「考えてレースを組み立てろと常に指導してもらっています。勝ち上がるためにどういう先行をするか、練習から意識してやれと言われています」

 

藤井選手が選手になったキッカケは?

「父が選手だったんで、小さい頃からずっと競輪選手に憧れていました。幼稚園の頃にはもう選手になりたいと思っていたと思います」

 

実際に選手になってお父様はなんと?

「初めはすごく反対していましたが、なってからは応援してくれています。レースも見てくれているみたいですが、師匠に任せているので何か言ったりはしません。優勝したときはおめでとうと言ってくれました」

 

ライバルはいますか?

「向こうはそんな風に思っていないと思いますが、同期の竹内さんです。先行で長い距離踏めるし、GⅠで活躍しているので」

 

これから先、どんな選手になりたいですか?

「早く特別を走れるようになって、師匠や兵庫の先輩に恩返ししたいです」

 

優勝しても浮かれることなく、今後のことを考えるキッカケになったと話す藤井選手。しっかりと地に足をつけた考え方はさすがだなと思いました。

初めて走る京王閣バンクでどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみです。

初日8Rは藤井栄二選手に注目です!!





次回は4月8日西武園記念からお届けします。お楽しみに!!


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