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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

2014年11月28日


岐阜・103期 川口聖二選手

KEIRINグランプリのメンバーが決定しました。今年のグランプリの舞台となるのは岸和田競輪場です。初の関西でのグランプリ開催ということもあり、心待ちにしているファンも多いことでしょう。
そんな岸和田競輪場で明日から始まる岸和田キング争覇戦。どんなレースが繰り広げられるのか、期待しましょう!


1人目の注目選手は初日1Rを走る岐阜103期 川口聖二選手です。





川口選手はデビューから約1年でS級まで上がってきました。7月に特進してから記念は今回で3度目。初日1R1番車は初めてで、めちゃくちゃ緊張しているそうです。

デビューからここまで、順調にきているように感じますが?
「順調ではあると思うんですけど、まだまだです。同期の野原くんや栗山さんに比べたら自分はまだまだだと思っているので、あの2人に負けないようにこの岸和田でみせたいですね」

良きライバルですね?
「そうですね。いい目標になっています。ほんとは同期で1番最初にS級に上がりたかったんですけど、先を越されて自分もやらなきゃって気になったし、その結果特進できたんだと思います。レースではライバルですが、自転車を降りればすごく仲が良いです」

今年の7月からS級を走ってみていかがですか?
「全員強いですし、展開も早いですし、すんなり先行させてもらえないって感じです」

S級でもやれるという手応えは感じていますか?
「最初はそう思ったんですけど、途中で壁を感じました。でも、最近は徐々にですが、戦えてきているように思います」

川口選手が競輪選手を目指したキッカケは何ですか?
「小学校のときから選手になりたかったんです。もともとは自分の父が選手を目指していたみたいで、兄(98期・川口公太朗選手)と共にその影響で選手を目指しました」

小学校からの夢を実際に叶えてみてどう感じていますか?
「選手になれたのはいいですが、上を見たらいくらでも強い選手はいますからね。小学校の頃はGⅠ獲っちゃうぞと思っていたけど、現実はそんなに簡単じゃないですね(笑)」

岸和田バンクのイメージは?
「S級で走るのは初めてなんですが、チャレンジ・A級時代に走ったときは、1着のイメージしかないです」

熊本、松山に続き、3度目の記念となります。今回の目標は?
「熊本はダメだったけど、松山は走れているという感じでした。3度目の正直で今回は頑張りたいですね。まずは初日です」


川口選手はまだ20歳です。いい車に乗りたいとか、カッコいい服が欲しいとか、そのような答えを想像して質問しました。
今、欲しいものはありますか?

「物欲はないです。欲しいものは真っ赤っかのパンツです」

そう答えて近くにいた村上義弘選手のほうを見ました。いつか必ず手に入れて欲しいですね。
真っ赤っかのパンツに一歩近づくためにも、プレッシャーのかかる明日の1Rをしっかり決めていただきましょう。
明日の1Rは川口選手に注目です!






茨城・98期 飯山泰行選手


2人目の注目選手は初日2Rを走る茨城98期 飯山泰行選手です。




スピードスケートから競輪に転身した飯山選手。牛山選手と同じ明治大学出身です。
スピードスケート時代のトレーニングに自転車を取り入れており、自転車が得意だったので競輪に興味があったそうです。

競輪選手になろうとしたキッカケは何ですか?
「上原龍くんと同級生ということもあり昔から仲が良かったんですが、大学4年生のときにこのままスケートを続けるか悩んでいたときに競輪やってみたらと言われました。当時細かったので無理だと思っていたんですが、スケートの厳しい練習に耐えてきたんだから大丈夫と言われ競輪選手を目指すことにしました」

師匠の十文字選手とはどういう経緯で知り合ったんですか?
「武田さんの紹介です。」


デビューから4年と少し経ちましたがどう感じていますか?
「そう簡単ではないなと思いますね。1人で走ってタイムを出せる人ってけっこういるんです。でも、レースになるとそれを出せなかったり、逆に練習であんまりな人がレースになるとすごく強かったり…競輪は本当に難しいです。」

7月からS級復帰していかがですか?
「わかっていたけどみんな強いです」

前回S級だったときと比べてどうでしょう?
「前より戦えていると思います。前は考えずにただがむしゃらに頑張るっていう感じで、あまり余裕がなかったです。今はしっかり考えながら走れていると思います」

函館記念では準決勝まで駒を進めていますが?
「今回も気持ちで走りたいです」

今後の目標は?
「あんまり目標とする選手とかはいないんですが、師匠はすごい人です。たぶん寝るとき以外ずっとセッティングとか自転車のことを考えているんじゃないですかね。アマチュア時代から6年間一緒にやらせてもらっていますが、選手としても人間としても本当に尊敬しています。近い目標としては、1月の大宮記念が師匠と同じ斡旋なので、そこで一緒に走りたいですね」

考えて走る余裕が出てきたと話す飯山選手。明日は珍しく2番手をまわる競走となりますが、しっかり決めてくれるはずです。
明日の2Rは飯山泰行選手に注目です!



次回は12月5日の松戸記念よりお届けいたします。ご期待ください!!


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