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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 千葉競輪場





福岡 97期 柳詰正宏 柳詰正宏
325
広島 100期 三登誉哲 三登誉哲
511

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2017年5月17日



徳島・109期 太田竜馬選手


1人目の注目選手は、徳島109期の太田竜馬選手です。





109期で1番の注目株とも言われる太田選手。競輪学校の卒業記念レースを制し、デビュー戦からわずか4ヶ月でS級まで駆け上がりました。


想像していたより身体が大きいですね。

「着痩せする方なんです」


先日の千葉F1戦、決勝で先行しましたが先行へのこだわりはありますか?

「仕掛けるタイミングがあれば先行したいと思っています」


約半年、S級を走っていかがです?

「思ってたより厳しいと感じています」


周りの評価が高いと思いますがプレッシャーは?

「プレッシャーはあります。評価だけが先行していますからしっかり評価に追いついていけるようにしたいです」


109期の中でS級一番乗りでしたね?

「同期に負けたくないって気持ちはあります。最初に上がったのが違う人だったら悔しかったと思うので、そういう意味では早く上がれて安心しました」


デビュー前はこの時期に今の位置にいることを想像できていましたか?

「あまり先のことは考えないタイプです。目の前のことをひとつひとつやっていくようにしています。ここまでこられたことは良かったと思います」


高校で自転車競技を始める前は何かスポーツをしていましたか?

「何もしていませんでした」


なぜ自転車部を選んだんですか?

「ほんとになんとなくでした。実際やってみると想像よりかなりキツかったです」


いつ頃から競輪選手の道を考えました?

「高2くらいです。初めのうちは周囲から勧められても怪我とか危ないし選手にはなりたくないと思ってました。でも、競技をやっていくうちに成績が上がったのと、そこまで危険な職業ではないとわかりやってみようと思いました」


今考えるとその決断は正解でした?

「それまではずっとチャンスを逃してきたので、あの時やると決めて良かったと思います」


チャンスを逃してきたんですか?

「そうですね。今思えばってやつばかりですけどけっこうあったと思います。それがあったから今があるのかもしれませんね」


浅井康太選手が目標だと聞いたことがあるんですけど今も変わっていませんか?

「目標というか、ずっとレースを見てたんでカッコいいなっていうかファンみたいな感じです」


これまで一緒に走ったことは?

「松山記念の準決勝を走りました」


どんな気持ちでした?

「あのときはレースで萎縮しないようにあんまり考えないようにしてましたね」


今回も浅井選手がいますが?

「勝ち上がればまた対戦するチャンスがあるので頑張ります」


この先、どんな選手になりたいですか?

「とにかく勝てる選手。どんか状況でも1着とれる…そんな選手になりたいです」


109期の期待の星、太田選手。プレッシャーに負けずこのままスターへの階段を登り続けてほしいです。ガンバレ太田選手!!








三重・107期 廣田敦士選手



2人目の注目選手は、三重107期の廣田敦士選手です。






今年1月、S級初戦となる大宮記念の前検日に取材させていただきました。あれからまもなく半年が経とうとしています。廣田選手がどのように変わったのかお話を伺いました。


1月に取材させていただいたこと、覚えていますか?

「大宮ですよね。覚えてます」


あれから半年、どう感じています?

「S級上がってから初めの方は全然勝てませんでした。最近はやっと慣れてきて徐々に勝てるようになってきたかなって感じです」


1着も増えてきましたね?

「そうですね。何かを変えたとかはないんですけど、先輩方にアドバイスをもらいながらやってます」




今開催には同じ練習グループの浅井選手がいるということで、廣田選手について聞いてみました。

「廣田は練習めちゃくちゃ強いですよ。長距離の脚はピカイチ。本人はカマシとか捲りをやりたいんだろうけど、持ち味を活かすにはワッキーみたいな2周かけるくらいの抑え先行の方が合ってるなとボクは思います。S級のスタートはデビューしたときと同じで1番下からのスタート。1からやるつもりで先行で頑張ってほしいです。どこで初心に戻るかが大事だと思います」



(廣田選手本人に浅井選手からのコメントを伝えました)


気持ちのこもったメッセージを聞いていかがですか?

「その通りですね。その方が成長するってよく言ってもらってます。自分としては先行はもちろん、不得意なパターンも強化してもっと強くなりたいです」


過去に浅井選手との連携はありますか?

「一緒の開催はあっても連携はまだないです。今回、一緒に走ることができたら最高ですね。準決勝まで勝ち上がれるよう頑張ります」


4度目のGⅢでどのような走りを見せてくれるのか。浅井選手の前で風を切る姿を見るのが楽しみです。ガンバレ廣田選手!!




次回は6月2日取手競輪場よりお届けします。お楽しみに!!


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