三重・91期 柴崎淳選手
明日から松戸競輪場で開催されるオールスター競輪。
1人目の注目選手は初日2Rを走る、三重91期の柴崎淳選手です。
多彩な戦法を駆使する柴崎選手は、直近4ヶ月の点数が114.68点。連対率57.8%、三連対率は78.9%と絶好調です。
近況を振り返っていかがですか？
「自分的にはまだかなって感じがしています」
練習を変えたなど好調の要因は？
「何も変えてないです。流れに逆らわずに走るということを頭に入れてレースに臨んでいます」
33バンクはどうでしょう？
「苦手意識はありません」
今回の目標は？
「1走1走自分のベストを尽くすことです。どんなレースでも自分が納得できる走りをできたかどうかが重要だと思っています」
競輪選手を目指したのはお兄さんの影響ですか？
「兄より先に自転車を始めました。中学の頃に競輪選手になろうと思い1人で練習を始めました。もともと自転車が好きだったので、好きなことを仕事にしたいと思ったからです」
これから先、どんな選手になっていきたいですか？
「平原さんみたいな選手になりたいです。強いところ、人間性、全てが理想なんです」
初日に29歳の誕生日を迎える柴崎選手。勝ち上がって笑顔の誕生日にしてほしいと思います。
初日2Rは柴崎選手に注目です！
千葉・94期 岩本俊介選手
2人目の注目選手は初日6Rを走る、千葉94期の岩本俊介選手です。
デビューから注目され続け順調に階段を登ってきた印象の岩本選手ですが、その後スランプを味わいました。今年に入り、再びぐっと調子を上げた理由を伺いました。
昨年から今年にかけて何か変化がありましたか？
「1年くらいかけて、地道なトレーニングをやってきました。昨年の10月頃からやっと成果が出始めて、自分がやりたいことが見えてきたと思います」
今回の目標は？
「自分はどのレースでも変わりません。FⅠ予選も負け戦もGⅠも同じ、目の前のレースを一生懸命やるだけです」
競輪選手になったキッカケはなんでしょう？
「大学まで陸上をやっていたんですが、4年になって先のことを考えたときにこのまま陸上を続けていくのは厳しいだろうとなりました。陸上を教わっていた親戚のおじさんから、競輪学校の試験を受けてみろと言われて挑戦しました」
デビューからここまでを振り返ってみていかがですか？
「デビューから周りに注目してもらっていたので、しばらくはレースの走り方や考え方など何もわからぬまま勢いだけで突っ走ったという感じでした。今考えればある意味すごく遠回りだったと思います。だから当然壁にぶつかって、一時期、何をやってもダメってなったんです。そこで、ダメなんだから全部変えるしかないって吹っ切れました。そのおかげで視野が広くなったし、時間をかけた結果が今に繋がっていると思います」
競輪選手になって良かったですか？
「自転車の経験がなかったので最初は大変でした。海老根さん達に支えられて3本ローラーに乗ってました（笑）慣れた今はとにかく夢中になっています」
これから先、どんな選手になっていきたいですか？
「先のことはわかりません。未来のことよりも今の自分がどうあるかが大事。淡々と毎日の繰り返しをやっていることが自信になっていると思うんです。結果はあとから付いてくるという考え方です」
進化を遂げた岩本選手がこのオールスターでどんな走りをみせてくれるのか。初日6Rは岩本選手に注目です！
次回は10月16日千葉競輪場からお届けします。お楽しみに！！
