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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
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前回注目選手の結果 立川競輪場YG




青森 107期 新山響平 新山響平
岡山 107期 取鳥雄吾 取鳥雄吾
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2017年1月13日




茨城・107期 山岸圭太選手



1人目の注目選手は、茨城107期の山岸圭太選手です。






昨年の10月に特別昇班。力強い先行が持ち味の山岸選手は吉田拓也選手、鈴木竜士選手と同じ茨城107期としてデビューから注目されていました。


ここまでS級で戦ってきてどう感じていますか?

「いい部分もあり悪い部分もある、そんな感じです。選手になって1年半経ちますが今が

1番楽しいです。負けても相手の強さを感じられて素直にすごいなと思えるし、勝ったときは通用したという喜びが大きい。練習も意欲的にできています」


課題は見えていますか?

「トップスピードです」


手応えは感じていますか?

「なくはないです。気持ちの部分が大事だと思います。勝ちを意識して守りに入ると勝てないなと。1着を狙って走るよりも主導権をとって3着までに残れるようなレースをした方が通用するなと思ってます」


レースを見ていると他の選手から警戒されることが多いように見えますが?

「竜士や拓也に比べたら自分はまだまだ劣るのに、自分が思う以上に警戒されますね。前走のいわき平は久しぶりにかなり悔しい思いをしました。悔しすぎて平が終わった次の日から休まず練習しました」


同じ茨城107期の2人とは比較されることも多いのでは?

「そうですね。2人よりS級上がるのにも時間がかかってしまいました。でも焦りはありません。師匠(65期・堀政美選手)からも先行で勝てなければ上に行っても通用しないと言われているので、勝ちを意識するよりもレース内容にこだわってやっています。競輪界を代表する強い選手はみんな若いとき先行で勝ってきましたから。A級のときは迷いがありました。捲りに構えるのもいやだったので勝ちきれない。師匠から特進を意識しないでやった方がいいと言われ、実際そうしてみると結果がついてきました」


競輪選手を目指したキッカケは?

「13年間サッカーをやっていました。サッカーでプロの道は厳しいってなり、大学に進学して体育の先生になろうと思ったんです。教育実習とかも行ったんですけど、人に教えるより自分がプレーヤーとしてやった方が合っていると思いました。オヤジが競輪が好きで小さい頃から競輪場に一緒についていったりしてたんですよ。幼稚園の頃からオヤジは競輪選手になってほしかったみたいです。そういうのもあって競輪の道を選びました」


お父さまは喜んでくれましたか?

「すごく喜んで応援してくれています」


どんな選手になりたいですか?

「先行することで攻撃の幅が広がっていろんな選択肢が出てくる。なんでもできる選手が1番強いと思うんです。平原さんとかそうですよね。今回初めて近くで見られるので楽しみです」


初めての記念ですが目標は?

「記念だからどうこうっていうよりは、平のときのメンバーがけっこういるので負けないように走ることですかね」


2017年はどんな年にしたいですか?

「S級1班の点数を取ること。FⅠを3回は優勝したいです。まだまだ力が足りないのでしっかり練習します」



焦らず急がず、目の前の勝利よりも内容にこだわり確実に力をつける山岸選手。大輪の花を咲かせる日はそう遠くないように感じます。ガンバレ山岸選手!!









三重・107期 廣田敦士選手




2人目の注目選手は、三重107期の廣田敦士選手です。






浅井選手や柴崎兄弟と同じ北勢グループで練習を重ねて今年から念願のS級で戦います。一発目が大宮記念となりました。



今日から新たなステージですね?

「もう一度デビューしたと思って気持ちを一新して頑張ります」


期待と不安どちらが大きいですか?

「すごく楽しみです。まわりの先輩たちにS級の戦い方を聞いてきました」


S級初戦が記念というのはどうですか?

「初めはFⅠだろうと予想していましたが記念でスタートを切れることはよかったと思っています。やってやろうって気持ちになりました」


前走から少し空きましたが練習は?

「みっちり練習してきました。練習環境は抜群だと思います。自力型の先輩が多いので勉強になります」


調子は良いですか?

「少し前までは練習ではダメだけど競走は良かった。昨年の後半は練習ではすごく良いのに競走で結果が出なかったんです。本番で出せるよう頑張ります」


高校時代は自転車競技のチームスプリントで優秀な成績を残していますが、自転車部に入ったのはなぜですか?

「行った高校にたまたまあったから入ったという軽い感じでした。すごく自転車が好きというわけでもなかったしサイクリング感覚で入ったらいきなり競輪場に連れていかれて驚きました(笑)中学まで特に運動してなかったのでかなりキツかったけど辞めようと思ったことはありませんでした。好きだと思うことは続けられるタイプです。嫌だと思ったらすぐに辞めていたと思います」


競輪選手を意識したのはいつ頃ですか?

「大学3年で休学して競輪学校の試験に挑戦しました」


なぜ休学したんですか?

「もし競輪学校の試験に受からなかったときのことを考えると、進路の決まる大学4年で受けるよりも3年で休学して挑戦したがいいと思ったからです」


かなり計画的ですね。

「そうかもしれません」


ナショナルチームは考えていますか?

「競技はまったく考えていません。競輪一本で頑張りたいです」


目標としている選手はいますか?

「目標とかはいません。目標とされる選手になりたいです」


今回の目標は?

「まずは1勝です。目の前のレースに集中します」


廣田選手はS級でどんな戦い方を見せてくれるのでしょうか。初めての記念でその名を競輪界に轟かせてほしいです。ガンバレ廣田選手!!




次回は1月20日前橋F1シリーズよりお届けします。お楽しみに!!


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