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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 函館競輪場




徳島 109期 太田竜馬 太田竜馬
1512
三重 107期 廣田敦士 廣田敦士
3897

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2017年6月2日





埼玉・99期 中田健太選手




1人目の注目選手は、2度目の登場となる埼玉99期の中田健太選手です。






前回取材させていただいたのは2014年6月。ちょうど3年前の取手記念でした。そのときはS級に上がったばかりで来期のA級が決まっていました。半年間A級を走ってS級にカムバック。そこからは安定した成績を残しています。


顔つきもだいぶ逞しくなったように思いますが?

「そんなことないですよ。何かが大きく変わったってことはないです。強いて言うなら子供が生まれて守るものができました」


3年前の取手記念のとき、目標は優勝だと即答したこと覚えていますか?

「覚えてます。今は逆に言えないですね~(笑)実力わかっちゃったので」


周りが見えてきたということですか?

「そうですね。前よりガツガツ感がなくなりました。地に足をつけて考えられるようになったというか。与えられた役割があって、それをこなすことが大事だとわかりました。前走の小松島の3日目とかは自分の考えるレースができたと思います。最後まで1つでも良い着を取ろうとする走りが自分の求めるレースです」


前回の取材から3年を振り返っていかがです?

「1番変わったのは…みんなのギアかな。自分はずっと3.85のままなんですけどね。メリットとデメリット両方あるけど、メリットの方が大きいかなって思います」


西武園記念は初めて準決勝まで勝ち進みましたね。今回の取手記念、目標は優勝ですか?

「特別優秀くらいで(笑)昔は自分にプレッシャーをかけまくってたんですけど、自分を上手くコントロールすることも大事だと知りました」


お父様の中田健治選手はたしか競輪界で1番怖いお父さんというお話でしたよね?

「そうですね。とにかく怒られるのが怖かったから早く引退して欲しいなって思ったときもありました(笑)今でも怒られるけど、何で怒られているかを理解できるようになりました。まだ足元にも及ばないので、今は一期でも長く選手でいて欲しいと思っています」


今の目標は?

「今年の目標がS級1班だったんですけど達成できそうなので、次はGⅠ出場の権利を取れる選手になりたいです」


すべてのレースで1つずつ着を上げることが自分の目標達成に近づくと話す中田選手。3年前に話したときよりも視野が広がりより競輪選手らしくなったという印象でした。GⅠで戦う姿を見るのが楽しみです。ガンバレ中田選手!!








茨城・105期 伊早坂駿一選手



2人目の注目選手は、茨城105期の伊早坂駿一選手です。






105期の卒業記念レースチャンピオンの伊早坂選手は徹底先行で勝ち上がり今年の1月からS級を走っています。今回、4度目の記念参戦にして初めて地元記念を走ります。


初の地元記念ですね?

「緊張してます。先輩方からいろんなものを学んで帰りたいと思います」


今回の目標は?

「準決勝まで勝ち上がることです。初めて武田さんと一緒の開催なので同じレースに乗れたら幸せです」


半年間S級を走ってどう感じていますか?

「最初の頃はあれでしたが1走1走、走るたびに慣れてきました。最近は力が上がってきたと感じています」


デビューから丸3年、振り返ってみていかがですか?

「着実にやってきたという印象の3年間。先行で力を出し切って戦うことに重きをおいてきました。ゆっくりでも右肩上がりに上がり続けて落ちないことが大切だと思ってます。先行して強くなってラインの信頼を得られる選手になりたいです」


小・中学と相撲をやっていたんですよね?

「身体が大きかったのと、地域で盛んだったので相撲を始めました」


競輪選手を目指したのはいつ頃からですか?

「父が選手だったので小さい頃から競輪選手になりたかったんです。自転車を始めたのは高校からで自転車部に入りました。初めは相撲とまったく違うから色々大変なことも多かったです」


プロの力士を目指す気にはならなかったんですか?

「中3で110kg体重があったんですけど、準決勝で対戦した相手が強すぎて、そのときに力士は無理だと思いました。その相手は今、幕内で頑張ってます」


目標とする選手はいますか?

「脇本さんや深谷さんみたいに先行で強い選手になりたいです」


先行で確実に力をつけ、着実に前に進み続ける伊早坂選手。右肩上がりのグラフはどこまで上がり続けるのか、今後の活躍が益々楽しみです。初めての地元記念でその名を轟かせてほしいと思います。ガンバレ伊早坂選手!!





次回は6月20日名古屋競輪F1戦よりお届けします。お楽しみに!!

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