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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 平塚競輪場

埼玉 92期 片折亮太 片折亮太
164
京都 112期 坂口楓華 坂口楓華
233

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2017年11月16日





徳島・109期 島川将貴選手



1人目の注目選手は徳島109期の島川将貴選手です。






外連味ない先行が持ち味の島川選手。昨年7月にデビューして今年3月からS級を走っています。

 

S級を走ってどう感じてますか?

「強い人ばかりで苦戦しています」


109期の中でもかなり早くS級までたどり着いたと思いますが?

「周りはあんまり気にしてないです。本当はもっとじっくり勝負できる脚をつけてから上がりたかったという気持ちもあります。でも、せっかく上がれたんだから頑張らないとですね」


中学、高校と野球をやられてたそうですが競輪選手を目指したキッカケは?

「小2から野球を始めたんですけど、師匠(徳島69期  室井健一選手)の息子と同じチームだったんですよ。うちの父も競輪好きだったので小4のとき一緒に師匠のレースを見に行って競輪選手ってカッコいいって思いました。そこからずっと競輪選手になりたかったです」


自転車に乗り始めたのはいつ頃ですか?

「高校まで野球を続けて高3の9月頃から自転車に乗り始めました。そこから2年かかって2度目の試験で合格しました」


実際に夢の競輪選手になってみてどうですか?

「1番やりたかったことを仕事にできてるので幸せです。勝負が好きなので合ってると思います。競輪学校時代に強かったわけでもないので、ここまで順調にこられたのは出来過ぎかなと。試練はこれからだと思います」


徳島は強い選手が揃ってますね?

「バンクに来たみなさんと練習するので、最高の環境です。そしてみなさん強すぎます。周りがバイクみたいだからバイク誘導いらずなんです(笑)同期の太田についてるだけで練習になります。とてもいい練習できていると思います」


あと1ヶ月ちょっとで今年も終わりますが振り返ってどんな年でした?

「S級まで行けるなんて思っていなかったのでいい経験ができた年だったなと。満足せずもう1回気持ちを入れ直して頑張っていきたいと思います」


抜群の練習環境で確実に力をつけ109期の星になってほしいです。ガンバレ島川選手!!











大阪・105期 岸川哲也選手




2人目の注目選手は大阪105期の岸川哲也選手です。






中学から大学まで陸上の円盤投げをやっていた岸川選手。卒業後5年間、中学の保健体育の教師を経験してから競輪選手となりました。今年7月からS級で戦っています。


S級を走っていかがです?

「大変です。なかなか勝てませんね」


10場所戦って変化はありました?

「課題はいろいろ見えてます。試行錯誤してやっていかなくてはと思ってます」


岸川選手は先生だったんですよね。なぜ競輪選手になろうと思ったのですか?

「教師が嫌になったわけではありません。やりがいがあったし辞めたかったわけではないんですけど陸上部の顧問をやってて自分も何かできないかと思うようになりました。大学時代、同じ大学で円盤投げをやっていたのは自分と大阪の岡崎智哉くんの2人だけだったんです。その岡崎くんが競輪で頑張ってるのを知って自分もやってみようと決めました」


実際に競輪選手になってみてどうです?

「選手になる前は正直、あいつにできるならオレにもできるはず…くらいに考えてました(笑)今考えたらおこがましいですね。実際にやってみて彼の努力を身にしみて感じました。プロの世界は楽ではないです」


教師を辞めたことに後悔はあります?

「それはないです。楽しかったけど後悔はありません。結婚して子供が生まれて、選手はある程度自由な時間が持てるので家族と一緒にいられるのがいいですね。教師だと朝早く行って夜遅くまで学校にいることがほとんどでしたから」


今年を振り返ってどんな1年でした?

「変化の年でした。S級に上がったのと、2人目の子供が生まれたんです」


来年に向けて抱負をお願いします!

「今のままではダメだとわかっています。ちゃんと考えて取り組んでいく。戦法を変えずにS級で戦っていけるように頑張ります」



2人目のお子さんが生まれたということでこれから益々頑張ってくれるはずです。家族のために、そして自分のために、ガンバレ岸川選手!!





次回は11月30日取手競輪場よりお届けします。お楽しみに!!

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