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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 取手競輪場

栃木 104期 梶田舞 梶田舞
112
福岡 108期 児玉碧衣 児玉碧衣
111

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2016年7月15日




高知・104期  山原さくら選手


1人目の注目選手は、高知104期 山原さくら選手です。





競輪選手のお父様(高知63期 山原利秀選手)を持つ山原選手。意外にも自転車に乗り始めたのは高校2年生の終わり頃からで、それまでスポーツ歴はなかったそうです。持ち前のダッシュ力で活躍する山原選手にお話しを伺いました。


デビューから3年間が過ぎましたね?
「やっと落ち着いて走れるようになりました」

3年間を振り返って1番キツかったのは?
「昨年のグランプリ争いです。前半ダメダメだったため出られるか出られないか微妙だったので決まるまでかなりキツかったです」

自転車を始めたキッカケは選手であるお父様の影響ですか?
「違うんです。どちらかというと母がキッカケでした。高校生の頃、部活もバイトもしていなかったことを心配した母から、自転車で優勝したらEXILEに逢えるとよ言われ、信じて自転車の練習を始めました」

お父様はなんて?
「最初は反対でした。飽きっぽい性格を知っていたので、どうせ今回も続かないだろうと思ったんでしょう。2、3ヶ月の間は自転車を組んでくれなかったのですが、【いつになったら組んでくれるの】と聞いた一言で初めて動いてくれました」

自転車を初めてわずか3ヶ月でジュニアオリンピックのスプリントで優勝。どう思いました?
「始めたばかりの頃は週に3回くらいしか練習してなくて結果が出たので、本気出せばいいところまでいけるんじゃないかと思いました。でも、ジュニアの上のクラスの走りを目の当たりにしてそんなに簡単じゃないとわかりました」

そこからガールズケイリンを目指したのは?
「ロンドン五輪を目指していたのですが出場できず、そこからリオまで4年間をどうするか考えました。それまで周回練習とかもやったことがなかったので基礎からキチンと自転車のことを学びたいと思いガールズケイリンへの挑戦を決めました」

競技の道も考えていますか?
「今はガールズケイリンのことしか考えていません。それくらい面白いです。競技と両立するのはすごく大変なことだし、2つの道ではケイリンが勝てなくなる。ガールズケイリンのレベルはどんどん上がっていますから」

選手になってお父様の反応は?
「今となっては喜んでくれていると思います。家族も仕事の話ができることが嬉しいみたいです」

練習はどちらで?
「最初は地元でやっていましたが、今年は3回小倉に合宿に行きました。かなり環境がよくて、いい刺激をもらえるんです。名古屋のガールズコレクションで優勝できたんですけど、その直前も小倉に行ってました。今回も小倉で合宿してきてるので感じは良いです」


今は自転車が彼氏だという山原選手。その恋が実り花開くときは近いはずです。目標のガールズグランプリ優勝に向かって突き進んでほしいと思います!ガンバレ山原選手!!








埼玉・108期 細田愛未選手


2人目の注目選手は、埼玉108期 細田愛未選手です。






幼い頃からトライアスロンを続け、中学3年生のときにガールズケイリンの選手になることを決意。夢を叶えて1年が経ちました。


今月でデビューから丸1年ですね?
「デビューしたときより周りが見えるようになりました。焦って前に前にというレースが多くなってしまっていましたが最近は力を出し切れるレースが増えたと思います」

見えてきた課題はありますか?
「デビューしたときから変わってないです。ダッシュ力ですね」

トライアスロンはいつ頃から始めたんですか?
「小1のときにはもうレースに出ていたと思います」

なぜトライアスロンだったんですか?
「父、母。そして姉と兄もトライアスロンをやっていたので当たり前のように始めました」

そこから自転車の道へ進んだのは?
「小・中とトライアスロンを続けて、中3くらいのときにガールズケイリンが始まったことを知り、その道を目指すことを決めました」

目標だったガールズケイリンの選手になってどう感じていますか?
「好きなことを仕事にできてほんとによかったです」

練習は誰と?
「師匠の太田真一さんと街道メインでやらせてもらってます」

太田選手は厳しい師匠ですか?
「練習中は厳しいですが普段は優しい方です。いろいろと考えてアドバイスをくださります」

初の特別ですが?
「思った以上にリラックスしています。こういう機会はなかなかないと思うので力を出し切りたいです」

2年目の目標は?
「レース中やっと周りが見えてきたので、もっとたくさん優勝できるように頑張ります」

初めての特別、力まずに普段通りの力を出し切ってほしいと思います。まだ21歳、未来は無限大。こらからの活躍に期待しましょう!ガンバレ細田選手!!




次回は7月21日平塚F1戦よりお届けします。お楽しみに!!

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