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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 小田原競輪

   

栃木 96期 雨谷一樹 雨谷一樹
2831
熊本 99期 本郷雄三 本郷雄三
958

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2016年8月26日




福島・99期 泉文人選手



1人目の注目選手は、福島99期泉文人選手です。




 


長い距離を踏むのが得意な泉選手。先行捲りを武器に7月から2度目のS級に挑戦です。

 

S級を2場所走ってみてどうでしたか?

「初日は大敗してしまったんですけど2、3日目は1、2着。やれるなと感じました」

 

2度目のS級ということで前と違うところはありますか?

「全然違います。余裕が持てている。レース中、仕掛けどころも普段踏まないところから踏んでみたりと相手がどうやったらやりずらいかを考える余裕が生まれたのは大きいですね」

 

他に変えたことはありますか?

「最近の1番大きな変化は沖縄にいる山崎さん(88期山崎芳仁選手)のところで練習させてもらっていることです。地元ではいつも金成さんと練習させてもらってるんですが、金成さんが沖縄に練習にいくといわれ、自分んもお願いしました。自分より強い人と練習させてもらえることは良い刺激になりますし、いろいろアドバイスもいただいています。強くなるにはひたすら乗り込むしかないよと」

 

競輪選手になったキッカケは?

「いわき平競輪場が家のそばにあったので小さい頃から競輪が身近にありました。父親に連れられてレースを見に行ったときに競輪選手ってカッコいいと思い、考えてみればそこから競輪選手を意識するようになりました。本格的に選手を志したのは高校卒業してから。一度競輪学校の試験に落ちたことで、絶対に選手になってやると決めました」

 

今回はナイターですが?

「S級で初日失敗したのは前検日オーバー気味で入っていたのもあったと思うので、ナイターなら少し身体を休められてちょうど良いと思います」

 

今の目標は?

「30歳までにG1を走れる選手になること。それから本当にお世話になってるのでいつか山崎さん、佐藤慎太郎さんと一緒のレースで前を回りたいです」

 

趣味は練習のみ、普段から競輪のことしか考えてないと話す泉選手。デビューして5年半の中で今が1番強くなれる時期だと感じているそうです。泉選手の顔から自信と充実感が伝わってきました。まずは初日突破を目指して全力で頑張ってほしいです!ガンバレ泉選手!!!

 

 


 





青森・105期 坂本周作選手




2人目の注目選手は、青森105期坂本周作選手です。




 


父(51期坂本典男 引退)、兄(91期坂本昌宏)、叔父(57期坂本勉 引退)、従兄弟(94期坂本貴史、100期坂本周輝、105期磯島康祐)が選手という競輪一家に生まれ、小さい頃から競輪選手になることが当たり前と思い育った坂本選手。今年の7月から初めてのS級を走ります。

 

欠場が続きましたが?

「腰痛が出てしまって…A級の終わり頃、ヘルニアになってしまいました。1本走ってみて様子みたんですけどダメで、二ヶ月休みました」

 

大きい病気や怪我は初めてですか?

「選手になってからは初めてです。高校のときに自転車競技で手首と鎖骨を折ったことがあります」

 

初めてS級に挑戦できるタイミングでの腰痛。気持ち的にはどうでしょう?

「腰痛が出るまで調子が良かったんです。良い形でS級に挑めると思っていたので余計悔しくて一度、気持ちが腐ってしまいました。同じ練習グループの響平(青森 107期)の記念優勝を見て、自分もやってやるという気持ちになりました」

 

周りの方々からアドバイスはもらいましたか?

「親父も叔父さんも腰痛持ちだったそうなんで相談したら【休んでも仕方ない。走るしかない。走ったら何かが変わる】と言われました。腰痛と上手く付き合っていく方法を模索中です。」

 

今の目標は?

「まずは腰痛を治すこと。焦らずにやっていこうと思います。練習グループの士気も上がっているのでついていけるよう頑張ります」

 

すごく良い練習環境なのに思いっきり練習できない…そのもどかしさはどれだけ辛いことなのでしょう。腰痛を乗り越え活躍してくれる日がくることを信じましょう。ガンバレ坂本選手!!






次回は9月7日平塚競輪F1からお届けします。お楽しみに!!

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