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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 京王閣競輪場

岩手 105期 高木翔 高木翔
984
栃木 100期 福田拓也 福田拓也
838

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2016年4月8日




京都・105期 小笹隼人選手




1人目の注目選手は、京都105期の小笹隼人選手です。



 


 

大学を卒業して2014年に競輪選手としてデビュー。約1年半でS級まで上り詰めた小笹選手は、1月のいわき平記念で2勝をあげています。

 

1月からS級を走っていかがでしょう?

「みんな強いから思うようにはいっていないです。その中でも先行しようという強い気持ちはあるし、次に繋がる競走はできていると思います」

 

練習はどなたとやっていますか?

「村上博幸さんと一緒にやらせてもらっています」

 

村上博幸選手の指導は厳しいですか?

「厳しいです。最初は指導に従ってメニューをやっていましたが、最近は自分で考えて練習するよう言われます。自分に足りないものを自ら考え、それを補う練習をする。そこで行き詰まったときに練習方法を教えてくれたり、アドバイスをいただいてます」

 

村上選手と一緒にやるようになって変わったことは?

「もともと運動神経はいい方だったので感覚で乗っているところがありました。それじゃダメだと言われ今はしっかり考えて乗るようになりました」

 

練習で意識していることはありますか?

「練習は絶対負けないようにと思ってやっています。1番強いと言われたいです。それだけの練習をしているつもりです」

 

 

京都の先輩、稲垣裕之選手にお話を伺いました。

「地区プロの決勝で負けましたから、強いですよ!来る前にも一緒に練習しましたが、70キロ台出してました。ただその強さを競走ではまだ出しきれてないすね。」

 

競輪選手を目指したキッカケは?

「高久保雄介選手と同じ高校で、弟さんと同級だったんです。高久保さんが競輪選手になられたのは知っていました。その時は自分がなるとは考えていませんでしたが、大学3年生の就職活動中にアスリートを目指したいと思い、高久保さんに話を聞いてやってみようと思いました」

 

選手になってどうですか?

「高久保さんから厳しい世界だと聞いてはいたんですが、実際ほんとに厳しい世界だと感じています」

 

今回の目標は?

「4日間先行したいです。勝って京都の先輩方の前を走りたいと思います」

 

京都の先輩方からも期待されている小笹選手。練習での強さをレースで発揮できるようになる日はそう遠くないはずです!

初日2Rは小笹選手に注目です!!





 

 




大阪・101期 大竹歩選手




2人目の注目選手は、大阪101期の大竹歩選手です。





 

鍼灸師から競輪選手へ転身という異色の経歴を持つ大竹選手。最近の成績は安定しており、来期は初のS級1班が決まっています。

 

鍼灸師から競輪選手というのは珍しいと思うんですが目指したキッカケは?

「スポーツは昔から陸上をやっていたんですが、怪我が多かったため鍼灸師になることを決めました。すごくやりがいのある仕事だったのですが、勤めていたので窮屈な部分もありました。そんなとき、ネットのバナーで競輪選手募集の文字を見つけたんです」

 

ネットのバナーを見て決めたんですか?!

「そうです。ちょうど海老根選手がグランプリを獲った年で、2億円稼いでいるって見て驚いた覚えがあります」

 

それで師匠のところへ?

「いいえ。師匠に会ったのは選手になってからなので、独学でトレーニング方法を学び、ひとりで練習して試験に受かりました」

 

不安はなかったですか?

「5年運動していなかったのでゼロではなかったですが、高校のときにパワーマックスに乗っていい数値が出ていたのがあったのでやれると思ってました。もともと勝負事も好きでしたしね」

 

働きながら練習したんですか?

「中途半端はよくないと思い、競輪選手になると決めて鍼灸師の仕事はやめました」

 

もっと早く選手になっていれば…という気持ちはありますか?

「たまに思うこともありますが、これでよかったんです。18歳だとしたら練習とかいろいろなことに、もっと適当だったと思うんですよね。社会人を経験して社会の厳しさもわかったし、お金を稼ぐ大変さもわかったから今の自分があるんです」

 

来期はS級1班です。デビューから3年半振り返っていかがですか?

「デビュー前はもっととんとん拍子にイケると思っていたんですけど(笑)それでも順調な方だと思います」

 

憧れの選手はいますか?

「憧れというか、レーススタイルが好きなのは竹内雄作さん。先行でねじ伏せるレースは理想だしかっこいいです。学校の頃からずっと先行に憧れがあります。今も捲りが決まりやすいですが先行しにいってるんです」

 

今回の目標は?

「準決勝です!」

 

大竹選手は記念での一次予選突破率は高め。鍼灸師という経験により自分の身体を深く知っていることは競輪選手として大きな強みになるでしょう。先行でねじ伏せる力強いレースに期待しましょう!

初日7Rは大竹選手に注目です!!






次回は5月16日川崎F1戦からお届けします。お楽しみに!!



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