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こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 取手競輪場





埼玉 99期 中田健太 中田健太
24
茨城 105期 伊早坂駿一 伊早坂駿一
3299

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2017年6月20日





福岡・97期 飯田裕次選手




1人目の注目選手は福岡97期の飯田裕次選手です。






ここのところFⅠ戦では高確率で決勝進出と好調を維持する飯田選手。今年1月の和歌山記念では初の決勝進出も果たしました。



調子良さそうですね?

「自分としてはすごく良いってこともなく普通ですよ。練習もいつも通りで大きく変えたことはないですし。練習の方向性は間違っていないんだとは思います。続けてきたことが形になって結果がついてきたということでしょうか。」


積み重ねてきた結果が出ているということならこのまましばらく好調が続きそうですね。

「そうとも限りません。そのうちきっとまた壁にぶつかるときが来るんじゃないかな。そのときが練習とか自分を見つめ直すときなんだと思います。」


最後に壁にぶつかったと感じたのはいつ頃ですか?

「初めてS級に上がった直後ですかね。」


2015年の1月頃ですか?

「そのあとです。1月に初めてS級に上がってたしか5月くらいに落車したんです。そのとき骨折してしまって2ヶ月半入院しました。このままじゃダメだと思って練習メニューをガラッと変え、復帰したときにはA級だったんですけど感じは良くなっていました。」


今年の1月は和歌山記念の決勝を走りましたね?

「記念の決勝まで勝ち上がったのはあれが初めて。嬉しかったです。」


飯田選手が競輪選手を目指したキッカケは?

「中学のとき、伯父さんに門司競輪場に連れて行ってもらったときにレースを見て自分も競輪選手になりたいと思い自転車部のある高校を選びました。」


自転車部に入ってどうでしたか?

「同級生に北津留翼というモンスターがいました(笑)。」


高校時代、北津留選手はどんな存在でした?

「ただただすごいなと。強さが別次元すぎて嫉妬すら生まれなかったです。最近、もう少しで連係できるなって翼に言ったら、追いつかれないようにって本気出すって言ってましたね(笑)。」


今の目標は?

「目の前のことをひとつひとつやっていくタイプなので大きな目標はないんですけど、競輪学校出たときはS級を目標にしてたから、次はS1ですかね。」


北津留選手との連係も目標では?

「ほんとそうですね。高校から一緒でずっと背中を追ってきましたから。翼と連係して差すことが選手として最後の目標かもしれません。本人もおまえだけには差されないって言ってましたけど。」



飯田選手と北津留選手の連係…早く見たいです。ゴール前で飯田選手が差した瞬間を想像しただけで胸が熱くなっちゃいました。その日が来るのを心待ちにしています。話を聞いていて改めて思ったのは競輪ってカッコいいなということ。これからも飯田選手の走りに注目していきたいと思います。ガンバレ飯田選手!!









奈良・103期 元砂勇雪選手




2人目の注目選手は2016年1月以来、2度目の登場となる奈良103期の元砂勇雪選手です。






A級ファイナル優勝、そして特別昇班おめでとうございます!

「ありがとうございます。練習仲間もみんな強くて流れに乗れてないところがあったんですけど、勝ててよかったです。」


A級ではいい結果を残したと思いますが?

「同県の三谷竜生さんのダービー優勝に刺激を受けて、やるぞってなりました。」


決勝戦はどちらで見てました?

「ちょうど開催中だったので競輪場のテレビで見てました。」


三谷選手がゴールした瞬間、何を思いました?

「感動しました。素直に嬉しいって思いました。奈良からS級S班が出るのは初めてですから。先輩が頑張っている姿を見て、自分ももっと頑張らなくちゃと思いました。」


前回取材させていただいてから約1年半が経ちますが変わったところはありますか?

「8キロ痩せました!身体が軽いし、動きやすくなりました。」


S級上がって最初の武雄からいきなり決勝進出となりましたね。特に準決勝は見事なレースだったと思いますが?

「準決勝は位置取りがうまくいかず外併走になり、一旦下げ再度仕掛けました。展開がもつれたので後ろの先輩には迷惑をかけたので、素直には喜べないですが、、、。でも決勝に乗れて、中井先輩の前で駆けられたのは嬉しかったです。」



これからS級で戦っていくうえで課題は?

「気持ちが弱いのでもっと強い気持ちを持って挑みたいです。」


目標はありますか?

「GⅠの舞台で竜生さんとか先輩方の前を走れるように頑張ります。」


1月から半年間A級を走り、再びS級の舞台へ戻ってきた元砂選手。三谷選手から刺激を受けたことで練習にも身が入ると話してくれました。さらにパワーアップした元砂選手の走りに期待したいと思います。ガンバレ元砂選手!!





次回は7月11日取手競輪F1戦からお届けします。お楽しみに!!

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