Slide 4
こんにちは!
青山りょうです。
SPEEDチャンネルではいろいろな番組に出演中です!ある時にはキャスター、ある時にはインタビュアー、またある時にはアシスタントとして、みなさまに競輪の魅力をお伝えするべく日々全国の競輪場を飛び回っています!
これからもよろしくお願いいたします!

前回注目選手の結果 前橋競輪場



京都 105期 畑段嵐士 畑段嵐士
588
千葉 94期 加賀山淳 加賀山淳
8599

<<前回の記事はこちら

2016年10月14日






茨城・107期 吉田拓矢選手


1人目の注目選手は、茨城107期 吉田拓矢選手です。





2015年の7月にデビューしてから圧倒的な強さで勝ち進み、わずか4ヶ月足らずでS級に特別昇班を決めました。


準決勝まで勝ち上がった前橋G1を振り返っていかがですか?
「勝ち上がりでいいレースができませんでした。準決勝では先行して勝てないと、決勝でも勝てないと思い先行しましたがあの結果でした」

今回の千葉記念もかなり注目されると思いますがプレッシャーは?
「周りは気にしないようにしています」

緊張はするほうですか?
「それはすることもあります。武田さんの前を走るときとか」

デビューから1年と少しでGⅠ準決勝。すごいことだと思うのですが、デビュー前に思い描いていた位置と比べてどうですか?
「順調すぎます。イメージしていたより早く上にいけてると思います」

中3日ですが体調は?
「休めたので疲れはないです」

もともとジュニアオリンピックに出るくらいの水泳選手だったのに、自転車の道へ進んだのはお父様(51期 引退 吉田哲也)の影響ですか?
「水泳は5歳~15歳までやっていました。楽しくなくなってやめました。父の職業に憧れて自転車を始めたというわけではないです。水泳を仕事にするってすごく難しいことなので別の選択肢を考えたときに身近にあったのが競輪だったという感じです。中学2、3年の頃に競輪選手になると決めて自転車部のある高校を受験しました」

高校で自転車を始めてどうでした?
「すごく楽しかったです」

水泳でも自転車競技でも優秀な成績をおさめ、選手になってからも強い。かなり順風満帆な人生に見えますが挫折ってありましたか?
「ありましたよ。ジュニアのナショナルチームのとき、世界戦の候補者が8人いてそのうち7人が出場できたんです。自分だけ選ばれなかったことがありました。それで大学進学も自転車競技もやめて競輪1本でいこうと決めました」

ライバルはいますか?
「みんなですよ」

新山選手はどうです?
「聞く人はみんなライバルとか言わせたがりますよね(笑)そういう感じじゃないです。記念優勝したときも素直におめでとうって気持ちになりました」

今の目標は?
「まずは記念優勝。あとはGⅠの決勝を走りたいです」

将来はどんな選手になりたいですか?
「武田さんのような選手になりたいです。今もレースのこととかいろいろ教えていただいてます。ずっと先行で戦ってきた方です。そんな人が身近にいるのはすごく恵まれた環境だと思っています。それを無駄にしないよう頑張りたいです」


デビューから1年と少し。全速力でスターへの階段を駆け上っている吉田選手の未来が楽しみでなりません。目標の記念優勝が今回見られるよう頑張ってほしいです!!









神奈川・107期 堀内俊介選手


2人目の注目選手は、神奈川107期 堀内俊介選手です。





スター揃いの107期。堀内選手はデビューから約10ヶ月、今年5月に特別昇班を決めました。豊橋、青森に続き今回が3度目の記念挑戦となります。

S級を走ってどうかんじていますか?
「力不足を感じています。レースの走り方だったりとか全体的な底力が足りないと。同期が活躍しているので追いつけるようもっと頑張らないとですね」

1年かからずS級まできましたね?
「チャレンジでは特昇を狙っていたけどそのあとは考えていませんでした。同期にはもっとすごい人がいるのでそれに刺激されてだと思います」

同期で特に気になる存在は?
「新山くん、吉田くん、鈴木くん…A級にもまだ強い人がいるんです」

今回、吉田選手がいますね?
「戦えるよう頑張ります。強さのヒントがあると思うのでしっかり見て学びたいですね」

ロード出身だそうですが選手を目指したキッカケは?
「昔から車や自転車が好きで高校からロードを始めて大学卒業までやっていました。ぼくにはロードしかなかったけど、卒業してからロードで稼いで生活していくことは難しかったのでIT企業に就職してサラリーマンをやっていました。1年くらい続けたんですがやりがいを感じられなかった。その頃、昔、一緒にやってた人達が競輪選手になって活躍してるのを見て自分もやりたいと思ったのがキッカケです」

就職先を辞めてゼロからスタートするのに不安はありませんでしたか?
「すごく悩みました。でも、やらないで後悔したくないと思った。今では辞めた職場の人も応援してくれています」

新たな挑戦はきつかったですか?
「1年のブランクは大きかったです。しかもロードと競輪は乗る自転車も違うし乗り方も違うので苦労しました」

会社を辞めて競輪選手という道を選んだことに後悔はないですか?
「1度自転車から離れたことで、自転車が本当に好きなんだなって再確認できました。今はこの仕事ができることに感謝しています」

今の目標は?
「S級で優勝することです。同期みたいにGⅠで活躍できるようになりたいです」

こんな選手になりたいとか、憧れの選手はいますか?
「大学の先輩の成田和也さんです。謙虚な姿勢に学ぶことは多いです」


同期の活躍が刺激になり追いつくために頑張れると話してくれた堀内選手。10ヶ月でS級は充分に力がある証。さらに力をつけてGⅠで活躍できる選手になってくれることを期待しましょう。がんばれ堀内選手!!




次回は11月9日松戸競輪場F1シリーズよりお届けします。お楽しみに!!

過去のコラム