
渡邉 雅也(S1・静岡・117期)
得点トップで登場の渡邉雅也だが、単に調子が良いというわけではなく、計画的に積み上げてきた結果が今、表れている。 誰もが知る父・渡邉晴智の背中を見て幼い頃から選手を目指し、今やるべきことに淡々と向き合って現在の状態に仕上げてきた。父と同じ戦法である「追い込み」を明確に目指しているが、これは信頼がなければ任されないポジションだ。人の後ろを回る難しさを実感しながら、それを実戦で体現している。
準地元地区で行われた日本選手権競輪(ダービー)で特別競輪初勝利を挙げての参戦。同期で練習仲間の長田龍拳も出場しており、この別府ナイターで静岡旋風を巻き起こし、今年初優勝を果たしてくれるだろう。

久島 尚樹(S2・宮崎・100期)
3月に入ってから1着を量産している久島尚樹が乗れている。自力を封印したわけではないだろうが、最近では人の後ろを回る機会が増えた。九州や中四国の有望な若手自力型の後ろを回れるメリットは大きい。
前走の準決勝はまさに後ろからの1着で、その捌きも堂に入っている。準地元の今場所も、頭勝負ができる頼もしい存在だ。
(文・雨宮 祥子)

