山田 久徳(S1・93期・京都)

かねてから「京都の若手と良い練習ができている」と話していた山田久徳が、3月名古屋で正にその弟弟子、谷内健太と素晴らしいレースを見せた。準決勝、3番手から打鐘で踏み込んだ谷内。外から捲りあげた松本秀之介と絡んだ山田は離れて中団に下がるが、外併走から捲りあげて番手に追い上げた。ゴール前きっちり谷内を交わしてワンツー。決勝戦は谷内のホームカマシを追走し、優勝をもぎとった。
昨年は4年ぶりに小倉競輪祭の決勝戦まで勝ち上がり、近畿の中枢・古性優作、南修二と肩を並べる位置に近づいている。最近メキメキと調子をあげている谷和也との連携も見られそうで、高知でも優勝を狙っていく。
簗田 一輝(S1・107期・静岡)

今年3月に行われた防府ウィナーズカップ(G2)で優勝を果たした深谷知広が、静岡に移籍して5年が過ぎた。その凄まじい練習環境を称えるのが、この簗田一輝だ。また、その環境で一番成長したのも簗田と言っても過言ではない。その証拠に、深谷が移籍した後の2023年終盤に行われた小倉競輪祭(G1)では、自身初のG1決勝進出を果たしている。
近況は先行こそ減ったが、縦脚は健在だ。防府ウィナーズでは、一次予選で塩島嵩一朗の先行を交わして1着。二次予選は敗退したものの、3日目特選は松井宏祐の番手から捲り上げ、ゴール前で星野洋輝に交わされたがタイヤ差の2着。最終日は絶体絶命の展開となった郡司浩平に離れず3着と、確定板に3度載った。好調の簗田から、高知でも目が離せない。
(文・雨宮祥子)
