2010年3月 8日
湧き出てくる感動と押しつけの感動との質の違い。

右の奥歯が痛い者です。
明日は歯医者に行こうと思います。
さて、皆さんダービーはいかがだったでしょうか。
決勝は、これ以上ないくらいドラマティックな展開となりました。
レース終了後、涙を抑えきれない博幸選手に対して、
満面の笑みで弟を祝福する義弘選手。
この対照的な2人の姿が、とても印象に残りました。
私はテレビ観戦でしたが、放送席も感動を抑えきれなかったようで
中で、一人冷静なようにも見えた解説の吉井さんからも
「このレースは競輪史上に残るレースですね」
というコメントが飛び出すほどのレースとなりました。
何年か前になりますが、女子バレーの試合で日本が勝ったときに、
ヒロインインタビューをするアナウンサーが
号泣してしまったシーンを思い出しました。
あの時は「伝える側が感動してしまってどうする!」
というお叱りの声もあったようですが、
私は非常に好感を持ったことを覚えています。
スポーツの実況・放送ということに関しては、
わざと盛り上げるために「感動」という言葉を使うことがあります。
先日まで行われていた冬季五輪に関しても、
終わった直後から「感動をありがとう」という言葉が氾濫しました。
でも、言葉を使わないと伝わらない感動は、本当の感動ではない気がします。
むしろ、抑えなくてはいけない感情が抑えきれないほどにあふれ出てくるほうが、
心に響くものを感じますよね。
そういった意味では、
今回の決勝は見る人の心を動かすレースだったと言えるでしょう。
他の選手を応援していた人も、車券は別にして、
純粋にレースを楽しむことが出来たのではないでしょうか。
でも、一つのドラマが終われば新しいドラマが始まります。
近畿勢がまずは好調な滑り出しを見せた2010年ではありますが、
当然今後はマークが厳しくなってくるでしょう。
新たな勢力がどの地区になるのか、誰になるのかを注目していきたいと思います。




