2010年02月08日
久しぶりに考えてみました。

真剣勝負を行ったその後に、あろうことかその闘いの場所で、
勝利したことをいいことに歌ってしまうということさえなければ、
彼らを嫌いにならずに済むのになぁと思う者です。
いいじゃん、次の日にでも別の場所で思いっきり歌えば。
あれがあると、すべてがショーに見えてきてしまうので嫌なんですよね。
さて、先日老舗旅館を再生する仕事をしている方を取り上げた
ドキュメンタリー番組を見ていた時のことです。
日本人観光客が旅館に訪れる数が年々減少する中で、
ターゲットを外国人観光客にシフトしていこうと考える戦略での話です。
一番の問題になったのが、和室の存在。
この日本独特の部屋の形態は、初めて訪れる客にとってはくつろげないだろうし、
また、旅館の側にとっても決して機能的なことではないということで、
わざわざ潰して、洋室に作り変えていきました。
しかし、それは間違いだったそうです。
日本に来る客にとって、「畳を見ること=異文化空間に来たこと」を実感する、
いわば、日本旅行の象徴として和室は捉えられていたそうです。
それをつぶすことはかえって逆効果!
そこで、和室のクオリティをより高める方針に変更し、
海外からのお客を獲得することにつなげていったという事でした。
顧客の開拓に関して、思いこみや迎合が裏目に出てくるという好例だなということが、
その放送を観た感想でした。
で、同時に思ったことは、
「競輪を始めてやる客にとって、象徴となるものは何なのか」ということ。
もちろん、そんなものは人それぞれによって違うのでしょうが、
それでも最大公約数となるものはあるはずで、
しかも、それはこれまでの伝統が十分に生かされることだとは思うのですが。
そしてそこをうまく突ければ、流れも変わってくるとは思うのですが。
ちなみに、私が初めて競輪場に行った時のことを考えると、
求めていた「象徴」は多分「背徳感」だったと思います…
そしてもう1つ。
「1つの旅館だけでは海外からの観光客全体の量は増えないが、
それでも来てもらったお客様を満足させることが次につながる」
ともおっしゃっていらっしゃいました。この言葉は響きましたね。
個人で出来ることも限られてはいますが、
放送をご覧いただいた皆様に満足してもらえることはできるはず。
これからもしっかり勉強を続けて、さらにステップアップを図らねばと、
改めて心を新たにしたところです。
投稿者: 松本浩之 | この記事のページへ | コメント (2) | トラックバック (0)
